一時期よく居た(?)自称:古代人の生まれ変わり、本物だったら一生逃さないのだが。。
一時期、前世の記憶を思い出したとかの人が多かった時期がある。
少女マンガで「ぼくの地球を守って」とかが流行ったせいかもしれないし、厨二病の一種のブームだったかもしれない。最近は転生して異世界に行くことが多いのだが、昔のラノベだと「実は前世がxxで…!」と前世を盛る設定が多かったのもある。
で、スピリチュアル界隈とかにいくと今でも古代人の生まれ変わりを自称する人がおり、古代エジプト人だった人も一定数いるのだが、どいつもこいつもロクに役にたたんなと中の人は勝手にキレている。
思い出して欲しいのは、本に載ってないし考古学資料としても出てこない日常生活なんである。
たとえば「いつも朝飯に何食ってたか」とかである。
現代エジプトだと朝っぱらから豆のスープを好む人がいるらしいのだが、そういう情報は考古学的には一切出てこない。骨の分析から食べていた食物の種類くらいは分かるだうが、「主食はパンだな」「豆と魚も少々」「肉はあんまり食ってない」とか、そんなもん。朝飯によく食べられるものは何だったのか、昼飯は何時くらいに食ってたのか、そもそも一日三食だったのか二食だったのか、ラマダンのような宗教的な食の規制はあったのか、特別な日に食べていたものとかはあるのか。etc…
何気ない日常を思い出してもらえるだけで、古代の生活が現代の地方民俗学レベルで研究出来てしまう。古老に聞き取りならぬ転生人に聞き取りで大昔の生活が詳細に再現できちゃう。夢のような話しである。なのにそんな当たり前の日常を思い出せる人が誰もいない。
役に…役にたたねぇ…ッ!
農民9割なので農業の話でもいい。二毛作や輪作の知識くれ、現代の現地の農業から再現されてるけど当時の具体的な作付けカレンダーとかマジ情報欲しい。あと貴族とか王族の生まれ変わりはむしろ必要ない。ていうか彼らの生活は墓の副葬品とかから何となく見えるんで。職人だよ、職人の知識を寄越すんだよ。
墓づくり職人でも鍛冶師でも細工師でも船大工でもいいし、かつら職人とかもいい。パピルス製紙職人とかいたら最高にはかどるだろうな。あと織物やってた人ね。ツタンカーメン墓から出てきた、織りが複雑すぎて完全な再現が難しいってやつどうやって機織り機にかけたんだよ。染料は化学分析で検討がついてるけど具体的な染めの方法は謎が多いしそのへんとかさぁ!
なんで!そういう有益な情報持ちが! 出てこないのッ!(憤怒)
本に載ってない情報が欲しいんですけどっ。
いやー、もし本当に居たら一生離さないですよ。隣の家に住んで毎日話聞きに行きますよ。
具体的な話の出来る人が誰一人いないので、古代からの転生者は本当は居ないんだろうなと思いますね…。
転生自体はあったとしても、魂には過去の記憶とか残らないんでしょうね。ざんねん。
なお、古代エジプト人の生まれ変わりを自称した先駆者としては、ドロシー・イーディ女史が上げられる。夢女子の最高峰である。
彼女の知識はなかなかのものだったのだが、今見ると「…うん、当時としての限界っぽいな」という感じがする。誰も知らない/思いつかないようなことは出てきていない。
とはいえ、前世を信じてエジプトに移住までして生涯をかけた情熱は素晴らしいものだと思うのです。
ドロシー・イーディ/古代エジプトに生きたと信じた女性
https://55096962.seesaa.net/article/200805article_23.html
少女マンガで「ぼくの地球を守って」とかが流行ったせいかもしれないし、厨二病の一種のブームだったかもしれない。最近は転生して異世界に行くことが多いのだが、昔のラノベだと「実は前世がxxで…!」と前世を盛る設定が多かったのもある。
で、スピリチュアル界隈とかにいくと今でも古代人の生まれ変わりを自称する人がおり、古代エジプト人だった人も一定数いるのだが、どいつもこいつもロクに役にたたんなと中の人は勝手にキレている。
思い出して欲しいのは、本に載ってないし考古学資料としても出てこない日常生活なんである。
たとえば「いつも朝飯に何食ってたか」とかである。
現代エジプトだと朝っぱらから豆のスープを好む人がいるらしいのだが、そういう情報は考古学的には一切出てこない。骨の分析から食べていた食物の種類くらいは分かるだうが、「主食はパンだな」「豆と魚も少々」「肉はあんまり食ってない」とか、そんなもん。朝飯によく食べられるものは何だったのか、昼飯は何時くらいに食ってたのか、そもそも一日三食だったのか二食だったのか、ラマダンのような宗教的な食の規制はあったのか、特別な日に食べていたものとかはあるのか。etc…
何気ない日常を思い出してもらえるだけで、古代の生活が現代の地方民俗学レベルで研究出来てしまう。古老に聞き取りならぬ転生人に聞き取りで大昔の生活が詳細に再現できちゃう。夢のような話しである。なのにそんな当たり前の日常を思い出せる人が誰もいない。
役に…役にたたねぇ…ッ!
農民9割なので農業の話でもいい。二毛作や輪作の知識くれ、現代の現地の農業から再現されてるけど当時の具体的な作付けカレンダーとかマジ情報欲しい。あと貴族とか王族の生まれ変わりはむしろ必要ない。ていうか彼らの生活は墓の副葬品とかから何となく見えるんで。職人だよ、職人の知識を寄越すんだよ。
墓づくり職人でも鍛冶師でも細工師でも船大工でもいいし、かつら職人とかもいい。パピルス製紙職人とかいたら最高にはかどるだろうな。あと織物やってた人ね。ツタンカーメン墓から出てきた、織りが複雑すぎて完全な再現が難しいってやつどうやって機織り機にかけたんだよ。染料は化学分析で検討がついてるけど具体的な染めの方法は謎が多いしそのへんとかさぁ!
なんで!そういう有益な情報持ちが! 出てこないのッ!(憤怒)
本に載ってない情報が欲しいんですけどっ。
いやー、もし本当に居たら一生離さないですよ。隣の家に住んで毎日話聞きに行きますよ。
具体的な話の出来る人が誰一人いないので、古代からの転生者は本当は居ないんだろうなと思いますね…。
転生自体はあったとしても、魂には過去の記憶とか残らないんでしょうね。ざんねん。
なお、古代エジプト人の生まれ変わりを自称した先駆者としては、ドロシー・イーディ女史が上げられる。夢女子の最高峰である。
彼女の知識はなかなかのものだったのだが、今見ると「…うん、当時としての限界っぽいな」という感じがする。誰も知らない/思いつかないようなことは出てきていない。
とはいえ、前世を信じてエジプトに移住までして生涯をかけた情熱は素晴らしいものだと思うのです。
ドロシー・イーディ/古代エジプトに生きたと信じた女性
https://55096962.seesaa.net/article/200805article_23.html