今年の山は凍らない。冬山探索に行ってきた

お仕事忙しい時は山に行くに限るのですよ。いやー山は良いぞ、全てを忘れて命(とカロリー)を燃やせ。
というわけで、このくっそ寒い中を山へGO、とはいえ今年はやたら温かいので雪が全然ない。路面凍結もない。マジか? って感じ。例年いまの季節は朝の登り始めとか霜柱バックバキだったはずなんですけどねえ…

去年ガチガチに凍りついた落ち葉で殺しにかかってきた斜面も、今年はこの通り。平年なら3月末くらいの路面状況かなこれ。



春先の山は雪が積もっているか積もっていないかで難易度が大きく変わるので装備選びに悩むのが普通なんですが、今年は全く積雪がないの分かっているので、防寒さえしておけば基本装備は夏山と変わらないので楽。

去年、人生初のドロップダウン現象を体験したのは一体何だったのか…。寒いのと温かいのとの差が激しすぎるんだぜ。

山の水場が凍らないので、谷川もこの通り。水はかなり冷たいけど、早春程度。



去年は氷瀑になっていた場所もこのとおり、普通に水が流れ落ちていた。



遠くに見える3,000m級の山々は流石に白いけど、ところどころ岩肌らしきものが見えててあまり雪が無さそうなのは気になった。
手前の2,000m弱の山々は全く積雪無し。
これでまた4月くらいにドカ雪がふるとかじゃなければ、今年は根開きとかも見えずに春を迎えそうな感じですかね…。



というわけで、年ごとに山のコンディションが全く違うので、山登る側としては実はわりと楽しい。
去年みたいに「呼吸するだけで肺が凍りついていく！　氷結の魔法の攻撃受けてるってこんな感じかアアア」みたいな年もあれば、今年みたいに「意外と温か…シカが！　元気いっぱいのシカがメンチ切ってくる！ クソ、お前らもっと弱れ！」みたいな年もあり。

潜る旅に適正レベルとイベントが変わってるようなランダムダンジョンみたいなノリですね。山はいいぞ。
ナメてかかると死ぬけどね。