北欧の風景と神話モチーフの絵画、「北欧の神秘」展に行ってきた。

最近めっきり人の多い都会に出ることが無くなりまして。
でも行かねば…ということで意を決して新宿まで遠征して見てきた「北欧の神秘」展。北欧の神秘的な絵画を描く画家としては、おなじみのビッグネームが揃っている贅沢な絵画展で、ガレン・カッレラとムンクも来てました。

https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2023/magic-north/
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北欧の人たちが描いた北欧の風景や神話の絵、ということで、画家たちの心象風景みたいなものが感じ取れるのがいいと思います。
北欧といえば冬が長くてくらいことで有名なのに、来てる絵の中には、意外と明るい絵が多いんですよね。夏の一瞬しか咲かないだろう花と、緑の森とか。
あと「夏の夜」ってタイトルについてる絵がやたら明るいのは印象的でした。白夜だからなんですよねアレ。中の人が北のほう行った時、日が暮れる時間が11時とかで「マ??」って思ったことある。
ノルウェーの画家さんが描いてる山が氷河に削られたフィヨルドの急峻なやつだったり、春の絵で川の半分凍ったままだったり、そういう「分かると北欧らしさを感じる」みたいなポイントが多かったかな。現地の空気感を楽しめるチョイスが良かった。


あと、後半エリアは撮影可になってて写真撮れたんでオマケ。爽やかすぎるオーディン。おでんサマこんなさわやかじゃなし、カラスもこんな可愛くないだろ!w もっとアレだろ、ヒャッハーな感じの戦闘狂だし、カラスはふてぶてしい感じだと思う…! スレイプニルの目がイッちゃってるのは解釈一致。

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神話関連の絵では、ボッティチェリ風味のイルマタル(「カレワラ」にと登場する大気の乙女)とか、やたら味のあるトロルとか、サガの英雄を描いたものとか。色合いの好きな絵が多かったです。絵画展では最近イチのヒットだったかも。



なお、帰り久々に寄ったブック◯ァースト、下の階が本屋じゃなくなってたのが地味にショックでした。そう…。だめだったの…。(´・ω・`)