「神聖なるかたち」、古代エジプト人の描いた「スカラベ」の特徴とは
こないだ行ってきた昆虫展に、エジプトのフンコロガシの標本があった。(正しい日本語名としては「タマオシコガネ」と上品になっている。玉=球状のウ●コ)
おおーこれこれ、これだよ古代エジプト人が神聖視していたスカラベのフォームだ! と大喜びしながら写真撮っていたのだが、この実物にこそ、古代エジプトもののイラストやマンガでスカラベを描く上で重要なポイントが詰まっている。
そこを外してしまうと、とたんにスカラベっぽくなくなってしまうのだ。
というわけで、ポイントをまとめておきたい。
●頭の部分のギザギザ
ここを忘れるとスカラベっぽさが消える。そう、このギザギザの具合と、大きさのバランスは非常に重要。
ただのカナブンではなくスカラベであることを主張するためには、これが必須なのだ。お忘れなく。
●前脚の太さ
6本の腕のうち前脚にあたる2本が他の足より太い。そしてギザギサが目立っている。これはフンを適当な大きさにちぎってまとめるために必要な太さ。
壁画ななどでもこの特徴がしっかり出ている。この足の太さを省いてしまうと、とたんにカナブンっぽさが増す。
●足の角度
根本でいちど曲がって、そのあと曲線を描いている。
この足の角度は、カナブンやハナムグリとは全然違うことに留意してほしい。
フンコロガシは、フンを玉状にまとめたあと後ろ足でコロコロするので、玉をはさめる形状になっているのだ。カナブンなどの足は木に掴まれればいいものなので、この形状になっていない。画像は適当にググれば出てくるが、見比べてほしい。
この三点を抑えるだけでも、かなり神聖オーラが出るので、古代エジプトのスカラベを描く人は参考にしてほしい。
おおーこれこれ、これだよ古代エジプト人が神聖視していたスカラベのフォームだ! と大喜びしながら写真撮っていたのだが、この実物にこそ、古代エジプトもののイラストやマンガでスカラベを描く上で重要なポイントが詰まっている。
そこを外してしまうと、とたんにスカラベっぽくなくなってしまうのだ。
というわけで、ポイントをまとめておきたい。
●頭の部分のギザギザ
ここを忘れるとスカラベっぽさが消える。そう、このギザギザの具合と、大きさのバランスは非常に重要。
ただのカナブンではなくスカラベであることを主張するためには、これが必須なのだ。お忘れなく。
●前脚の太さ
6本の腕のうち前脚にあたる2本が他の足より太い。そしてギザギサが目立っている。これはフンを適当な大きさにちぎってまとめるために必要な太さ。
壁画ななどでもこの特徴がしっかり出ている。この足の太さを省いてしまうと、とたんにカナブンっぽさが増す。
●足の角度
根本でいちど曲がって、そのあと曲線を描いている。
この足の角度は、カナブンやハナムグリとは全然違うことに留意してほしい。
フンコロガシは、フンを玉状にまとめたあと後ろ足でコロコロするので、玉をはさめる形状になっているのだ。カナブンなどの足は木に掴まれればいいものなので、この形状になっていない。画像は適当にググれば出てくるが、見比べてほしい。
この三点を抑えるだけでも、かなり神聖オーラが出るので、古代エジプトのスカラベを描く人は参考にしてほしい。