ジュラ紀の魚、喉にイカを詰めて死ぬ。小型魚タルシスの生態が死に様からある程度判明
ジュラ紀の海に生きていたタルシスという魚の化石が、やたらとベレムナイトというイカに似た軟体動物と一緒に出てくるのでなんでやねんと研究してみたところ、どうもエサとして食おうとして喉に詰まらせて死んでるっぽい、ということが分かってきたらしい。まさかのイカで窒息死。
写真見ると見事に口からエラまで突き抜けてるので、「あーこれは確かに窒息するなぁ」という感じ。
Jurassic fish choking on floating belemnites
https://www.nature.com/articles/s41598-025-00163-7


喉に詰まってるベレムナイトの復元図がこれ。見た目は完全にイカ。

ただこれ、生きたベレムナイトと戦ってくおうとしたわけではない、という。タルシスは歯が小さく、口の形状からして小型の魚やプランクトンを吸い込んで食べていたと考えられている。その吸い込みの時に近くにイカの死体が浮遊してた場合に、がっつり吸い込みすぎて口に刺さるのでは。というのだ。デカすぎるエサなんだから除けて吸い込めよ…とも言いたくなるのだが、よほど不器用な魚だったかのかもしれない。
もしエサと一緒に吸い込んでしまったのなら、他の魚が喉に詰まってもおかしくはないのだが、ベレムナイトばっかり詰まっているところを見るに、
・イカみたいな形状なので足の部分が邪魔になってうまく吐き出せなかった
・イカの頭の部分は固いので死後も長く残りやすかった
・死後に残った頭の部分は半透明で海の中では見分けづらかった
あたりかなぁと思うのだが、そのへんは論文にも書かれていないので謎である。
もしくは、現場のゾルンホーフェン諸島ではベレムナイトの数が多く、浮遊している死体の数が多かったので事故率も高かったのかもしれない。なお、同じ場所の同時代の他の魚の化石でも、デカすぎる獲物を消化できずに口から半分出したまま死んでるものが見つかっているそうだ。
大型の肉食魚が小型の魚を丸呑みしようとして喉に詰め、窒息して死亡しているのは現代でも時々観察される。ウツボなどが顎閉まらなくなって四苦八苦しているところも見たことがある。
その、体の構造上のバグみたいなやつって古代の魚からあるんだ…と思ってしまった。魚って、一回、口の奥まで餌が入ってしまうともう吐き出せないんだね…。
こんな形で化石になるのは本魚たちも不本意だっただろうが、軟体動物であるベレムナイトの状態のいい化石はあまり出てこないそうなので、これで研究に繋がるのなら人間的にはありがたい…のかもしれない。
写真見ると見事に口からエラまで突き抜けてるので、「あーこれは確かに窒息するなぁ」という感じ。
Jurassic fish choking on floating belemnites
https://www.nature.com/articles/s41598-025-00163-7
喉に詰まってるベレムナイトの復元図がこれ。見た目は完全にイカ。
ただこれ、生きたベレムナイトと戦ってくおうとしたわけではない、という。タルシスは歯が小さく、口の形状からして小型の魚やプランクトンを吸い込んで食べていたと考えられている。その吸い込みの時に近くにイカの死体が浮遊してた場合に、がっつり吸い込みすぎて口に刺さるのでは。というのだ。デカすぎるエサなんだから除けて吸い込めよ…とも言いたくなるのだが、よほど不器用な魚だったかのかもしれない。
もしエサと一緒に吸い込んでしまったのなら、他の魚が喉に詰まってもおかしくはないのだが、ベレムナイトばっかり詰まっているところを見るに、
・イカみたいな形状なので足の部分が邪魔になってうまく吐き出せなかった
・イカの頭の部分は固いので死後も長く残りやすかった
・死後に残った頭の部分は半透明で海の中では見分けづらかった
あたりかなぁと思うのだが、そのへんは論文にも書かれていないので謎である。
もしくは、現場のゾルンホーフェン諸島ではベレムナイトの数が多く、浮遊している死体の数が多かったので事故率も高かったのかもしれない。なお、同じ場所の同時代の他の魚の化石でも、デカすぎる獲物を消化できずに口から半分出したまま死んでるものが見つかっているそうだ。
大型の肉食魚が小型の魚を丸呑みしようとして喉に詰め、窒息して死亡しているのは現代でも時々観察される。ウツボなどが顎閉まらなくなって四苦八苦しているところも見たことがある。
その、体の構造上のバグみたいなやつって古代の魚からあるんだ…と思ってしまった。魚って、一回、口の奥まで餌が入ってしまうともう吐き出せないんだね…。
こんな形で化石になるのは本魚たちも不本意だっただろうが、軟体動物であるベレムナイトの状態のいい化石はあまり出てこないそうなので、これで研究に繋がるのなら人間的にはありがたい…のかもしれない。