登山と外国人旅行者。山に来る外国人の全てが迷惑ではない、ほとんどはガチ勢。

三連休はガッツリ山に籠もって縦走。いやーずっと天気良かったし楽しかったなぁ! こんなに山に引きこもれたのは久しぶり。
とはいえ中の人は基本ソロ登山、かつマイナールート大好き。今年は例年より残雪が多く、事前の情報収集でルートのコンディション確認はいつも以上に気を使ったわけですが…。

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さて今回、とある山系の主脈縦走するのに、中間あたりにある、この要塞みたいな山小屋に宿泊しました。
日本最大の宿泊人数を誇り、この積雪量ハンパない山において堂々と立ち続ける、見た目だけでなく設備、建物の堅牢さでも名実ともに登山者の命を守る要塞と呼ぶにふさわしいところ。

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ここを訪れたのも久しぶりなんですが、驚いたことに英語の案内板が立ち、英語のアナウンスが流れるようになってました。
んで各国語が飛び交っている。韓国人、中国人、あと英語圏の人とオランダ人? がいた。夏山シーズン、富士山以外の3,000m級山系にもけっこう外国人が来てるんですよね…。びっくり。

もちろん、ここはどのルートから登っても5-6時間はかかる奥地。中途半端な観光では登ってこられるところではない。
そして遭難情報が出ていないことからしても、彼らは事故らずに無事に下山出来ているわけです。見た感じ、装備が足りないということはあんまり無さそうだった。※

で、装備からしてかなり名のあるガチ勢とお見受けする…みたいな人にマイナールートで「コニチワ♪」って軽快に追い抜かれたりすることもあるわけです。
コロナ禍以降、思っているより外国人登山者は増えてるなぁと思いました。そんでほとんどの人たちは日本人の高齢者やハイキング気分の親子連れよりはガチ勢です。しょぼい理由で遭難はしなさそう。5-6月に富士山とか北海道とかで事故った外国人が報道されまくっていただけで…。


※韓国人は何故か、レインウェアだけ貧弱。示し合わせたように高山では防御力ゼロのポンチョのやつ持ってきてる。韓国は最高峰でも2,000m弱なので、3,000m級の気候を知らずに来ているという話も聞いたことがある。朝の寒い時間帯に防寒具がなくてポンチョ着てるのだいたい韓国人。高山用の装備が国内で手に入らないとかなのかも。


で、ちとマジメな話すると、中の人が山に居た連休の間だけでも、防災ヘリ飛んでるの何度も見たんですよね。
人気の山の集まる長野県では、なんと三連休だけで14件の事故が発生。
多すぎでしょこれ…。転倒での負傷とか疲労とかは、体力不足から来るもので、自分のレベル以上の山に登ってしまってるか可能性が高い。下山で体力を使い切ってはいけない。天候が崩れる、予定していた道が崩落している、道がわからなくなるなどのトラブルもあり得るので、常に3-4割残すくらいでちょうどいい。

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https://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/documents/250714-0721sangakushuuhou.pdf

日本人もめちゃくちゃ事故ってます。

こたつ登山で外国人旅行者をバカにするより

まずは日本の山に慣れた日本人登山者のしょうもない事故をなくすほうが先です。



今年も夏山シーズン本番開始。
美しい山の思い出を、下山してから「楽しかったねえ!」と言い合えるように。
また次の山に向かえるように。

知識と技術を身に着けて、事故を無くしていってほしいです。

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余談ですが、救助された高齢者のうちのひとりは、私が下山したときに下山口の山小屋でちょっと雑談してた人です。あとでニュース見て気が付きました。居住地、年齢、性別と入山した場所、辿る予定だったコースが完全一致なんで間違いないです…。

「アンタあの時、今までの登山経歴めちゃくちゃ自慢してきたし北穂高でブロッケン見たとか周囲の人にも語りまくってたやんけww 結局体力不足かいwww 昔取った杵柄登山はしちゃダメだって、基本中の基本やんけェ…まぁ…死なんで済んでよかったな…」くらいの気持ち。基本をおざなりにした者から事故っていく。それが山。

特に近年は暑さがハンパないので、昔の感覚で登ってるとバテるのが早くて倒れます。水多めに持ってたくさん飲む。粉ポカリも入れる。体温が上がってきたのを察知ししたらクールダウンタイムを取る。これらも登山の技術です…。