AIでフェイク遺物が造られ、偽考古学者が解説する。「有識者」の力が試される時代か?
AIの生成したフェイク画像やフェイク動画、いわゆる「ディープフェイク」というものが問題になることが多い時代になってきた。
考古学ジャンルでも、存在しない碑文、存在しない遺物などが「ジョークとして」作られているのはちょくちょく見かけるし、「イメージ画像として」それっぽい遺物が生成されて記事に貼り付けられているのも見たことがある。
専門ジャンルでは、フェイクを作る側にもそれなりの知識が必要とされる。そのため今のところは大きな問題になっていないのだが、わりと最近、オカルト関係の動画で存在しない遺跡が作られているのを見てしまい「これは、そのうちAI生成の偽発見物が来るだろうなあ」と思ってしまった。
実は、フォトショでいじった偽発見物で話題を集めようとする行為は、以前から存在する。
以下は2018年に書いたもの。宇宙人のミイラがエジプトで発見されたが、考古学者が隠蔽したため公にならなかった…! みたいなフェイク記事がオカルトサイトで出回っていた時のものである。
ツタンカーメンの娘、「エジプトで見つかった宇宙人のミイラ」にされてしまう
https://55096962.seesaa.net/article/201806article_11.html

壁画の浮き彫りをちょっといじっただけの「オーパーツ」や、画面の一部を敢えてぼかして主張に合うように見せかけた画像なども、オーパーツ・オカルトのジャンルではよくある手法だった。そこにAIが参入してきているのだ。まあお察しの通り、以前よりもっともらしく、リアリティの付加されたニセモノが出てくることになる。
今はまだ、秒で見破れる程度のものしかない。写真集で見たことあるような有名な遺物に変なものがくっついていれば直ぐに分かる。
しかしイチから生成された未発見遺物の画像が出てきた場合、いつまでそれを見破れるのか。
xxx遺跡で発掘してるのはxx大学だから、この発見が●●から出てくるのおかしいだろ。とか、こんな研究者いないんだけど? とか分かるのは有識者だけである。果たして有識者はフェイクを見破って適切なツッコミを入れられるのか。
SNSとかで発現してる専門家見てると、同ジャンルの学者さんがポストしたやつはURLの先すら見ずにリポストしてたりするんで、最初に有名な学者さんが引っかかったりすると、追従して引っかかりそうな気がしてるんですよね…。
AI利用が当たり前になっていく今後のインターネット世界で「有識者」の知識がどこまでフェイクに対して有効なのか、「有識」なのかただの丸暗記で専門家名乗ってるだけなのか、真の理解力が試される時代になってきたなと思う。
****
なお、生物・植物などの界隈では、すでにAIフェイクが出回り、情報の汚染が深刻になっている。存在しない恐竜が生成されたり、実在する昆虫や花の名前でググると正しくないAI画像が出てくることがある。
科学者に警鐘! 84%の人が騙されたSNSで拡散されたアシカとマンボウのAI改変フェイク画像から考えられる今後のインターネット画像への懸念
https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2025/06/77020/
古代遺跡や遺物についても、画像だけググった場合はAI生成物が出てくるという現象が一部で確認されている。
ツッコミ入れるのは出来るけど、だからといって汚染された情報をクリーンに出来るわけでもないので、今後どうしていくかは本当に悩ましい問題なのですよ…。
考古学ジャンルでも、存在しない碑文、存在しない遺物などが「ジョークとして」作られているのはちょくちょく見かけるし、「イメージ画像として」それっぽい遺物が生成されて記事に貼り付けられているのも見たことがある。
専門ジャンルでは、フェイクを作る側にもそれなりの知識が必要とされる。そのため今のところは大きな問題になっていないのだが、わりと最近、オカルト関係の動画で存在しない遺跡が作られているのを見てしまい「これは、そのうちAI生成の偽発見物が来るだろうなあ」と思ってしまった。
実は、フォトショでいじった偽発見物で話題を集めようとする行為は、以前から存在する。
以下は2018年に書いたもの。宇宙人のミイラがエジプトで発見されたが、考古学者が隠蔽したため公にならなかった…! みたいなフェイク記事がオカルトサイトで出回っていた時のものである。
ツタンカーメンの娘、「エジプトで見つかった宇宙人のミイラ」にされてしまう
https://55096962.seesaa.net/article/201806article_11.html
壁画の浮き彫りをちょっといじっただけの「オーパーツ」や、画面の一部を敢えてぼかして主張に合うように見せかけた画像なども、オーパーツ・オカルトのジャンルではよくある手法だった。そこにAIが参入してきているのだ。まあお察しの通り、以前よりもっともらしく、リアリティの付加されたニセモノが出てくることになる。
今はまだ、秒で見破れる程度のものしかない。写真集で見たことあるような有名な遺物に変なものがくっついていれば直ぐに分かる。
しかしイチから生成された未発見遺物の画像が出てきた場合、いつまでそれを見破れるのか。
xxx遺跡で発掘してるのはxx大学だから、この発見が●●から出てくるのおかしいだろ。とか、こんな研究者いないんだけど? とか分かるのは有識者だけである。果たして有識者はフェイクを見破って適切なツッコミを入れられるのか。
SNSとかで発現してる専門家見てると、同ジャンルの学者さんがポストしたやつはURLの先すら見ずにリポストしてたりするんで、最初に有名な学者さんが引っかかったりすると、追従して引っかかりそうな気がしてるんですよね…。
AI利用が当たり前になっていく今後のインターネット世界で「有識者」の知識がどこまでフェイクに対して有効なのか、「有識」なのかただの丸暗記で専門家名乗ってるだけなのか、真の理解力が試される時代になってきたなと思う。
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なお、生物・植物などの界隈では、すでにAIフェイクが出回り、情報の汚染が深刻になっている。存在しない恐竜が生成されたり、実在する昆虫や花の名前でググると正しくないAI画像が出てくることがある。
科学者に警鐘! 84%の人が騙されたSNSで拡散されたアシカとマンボウのAI改変フェイク画像から考えられる今後のインターネット画像への懸念
https://lab-brains.as-1.co.jp/enjoy-learn/2025/06/77020/
古代遺跡や遺物についても、画像だけググった場合はAI生成物が出てくるという現象が一部で確認されている。
ツッコミ入れるのは出来るけど、だからといって汚染された情報をクリーンに出来るわけでもないので、今後どうしていくかは本当に悩ましい問題なのですよ…。