エジプトのピラミッドは砂漠に建ってない。ぜんぶ岩盤の上! 砂の上に岩山は無理!
えー忘年会の季節ですね。他ジャンルの人との交流もこの季節ならでは。
というわけで今日は、エジプトあんまり詳しくない一般人と話してて久々に「えっ、そこからなんだ」と衝撃を受けた話を説明しとこうかなと…。
エジプトのピラミッドは、砂漠の中にありません。
すべてナイル川沿いの硬い岩盤の上にあります。

ピラミッドは! 砂漠の中にはありません!
周囲に砂がいっぱいあるだけで、あそこ砂漠の「縁」だし、ピラミッドの下にあるのは岩盤です、砂じゃないのですよ…!
・クフ王の大ピラミッドは平均1.5トンの石を230万個積み上げているとされる。その重量を支えられる頑丈な岩盤の上に建てないと長年のうちに沈んで倒壊してしまう。現代まで残ってるということは、それだけ土台の岩盤が頑丈ということ
・ピラミッド作るために大量の人が働く必要があるが、砂漠のど真ん中では水や食料の運搬が大変。川沿いの、生活圏に近い場所で作業しないと無理。なのですべて川沿いの崖の端に建てられている

・この条件に一致する場所は意外と少ない。三大ピラミッドのあるギザ大地は特に岩盤が固くて広々している場所だが、第四王朝にいちばん良いその場所にデカいのをどかんと建ててしまったので、それ以降の王朝では同じくらい巨大なピラミッドを建てられる場所がもう残っていなかった。ピラミッドが小型化していった理由の一つがそれかもしれないと言われている

まあなんか、観光用に撮られた写真がいかにも砂漠の中にありそうな雰囲気出してるだけなんすよねあれ。実際はおもくそ街の近くだし、足元はサラサラした砂じゃなくてただ乾いてるだけの岩盤ですね。岩だらけ。
基本的に、岩山の上を平らに削って岩を積み上げてるのがピラミッドです…。
でギザ台地の特別大きなピラミッド、クフ王とカフラー王のピラミッドについては、全部平らに削るのが面倒くさかったのか、ちょっとでも高さを稼ぎたかったのか、元あった岩山そのものを下の方の段にそのまま取り込んでます。

Geological and Geomorphological study of the original hill at the base of Fourth Dynasty Egyptian monuments
https://www.researchgate.net/figure/Khephren-Pyramid-a-View-of-the-western-part-of-the-pyramid-at-right-and-of-cliff_fig9_32226783

original hillって書かれてるところがまんま、「もとの丘」って意味。岩をわざわざ段状に削って高さ足してるんですよ。
場所によっては段状に削ってすらなくて、周囲掘り下げてそのまんま。大昔のオカルト本で、ピラミッドの土台はコンクリ製だった!とか書かれてたのがたぶんこのへん。

というわけなので、ピラミッドは基本的に丈夫な岩盤の上、岩山の上に建ってるものになります。
後世に作られた小型のものや、儀式に使われたとされる内部に部屋のない小型ピラミッドなどは、それほど重量もないからか、川の中州など変わった場所に建ってることもあるかな、くらい。
砂サラサラの砂漠の中には無いのですよ。あとピラミッドの下には砂はないのですよ。
要は重量のある巨大建造物と考えればいいです。現代の感覚でも、重量物は砂の上に建てられませんよね。そういうことです…。
というわけで今日は、エジプトあんまり詳しくない一般人と話してて久々に「えっ、そこからなんだ」と衝撃を受けた話を説明しとこうかなと…。
エジプトのピラミッドは、砂漠の中にありません。
すべてナイル川沿いの硬い岩盤の上にあります。
ピラミッドは! 砂漠の中にはありません!
周囲に砂がいっぱいあるだけで、あそこ砂漠の「縁」だし、ピラミッドの下にあるのは岩盤です、砂じゃないのですよ…!
・クフ王の大ピラミッドは平均1.5トンの石を230万個積み上げているとされる。その重量を支えられる頑丈な岩盤の上に建てないと長年のうちに沈んで倒壊してしまう。現代まで残ってるということは、それだけ土台の岩盤が頑丈ということ
・ピラミッド作るために大量の人が働く必要があるが、砂漠のど真ん中では水や食料の運搬が大変。川沿いの、生活圏に近い場所で作業しないと無理。なのですべて川沿いの崖の端に建てられている
・この条件に一致する場所は意外と少ない。三大ピラミッドのあるギザ大地は特に岩盤が固くて広々している場所だが、第四王朝にいちばん良いその場所にデカいのをどかんと建ててしまったので、それ以降の王朝では同じくらい巨大なピラミッドを建てられる場所がもう残っていなかった。ピラミッドが小型化していった理由の一つがそれかもしれないと言われている
まあなんか、観光用に撮られた写真がいかにも砂漠の中にありそうな雰囲気出してるだけなんすよねあれ。実際はおもくそ街の近くだし、足元はサラサラした砂じゃなくてただ乾いてるだけの岩盤ですね。岩だらけ。
基本的に、岩山の上を平らに削って岩を積み上げてるのがピラミッドです…。
でギザ台地の特別大きなピラミッド、クフ王とカフラー王のピラミッドについては、全部平らに削るのが面倒くさかったのか、ちょっとでも高さを稼ぎたかったのか、元あった岩山そのものを下の方の段にそのまま取り込んでます。
Geological and Geomorphological study of the original hill at the base of Fourth Dynasty Egyptian monuments
https://www.researchgate.net/figure/Khephren-Pyramid-a-View-of-the-western-part-of-the-pyramid-at-right-and-of-cliff_fig9_32226783
original hillって書かれてるところがまんま、「もとの丘」って意味。岩をわざわざ段状に削って高さ足してるんですよ。
場所によっては段状に削ってすらなくて、周囲掘り下げてそのまんま。大昔のオカルト本で、ピラミッドの土台はコンクリ製だった!とか書かれてたのがたぶんこのへん。
というわけなので、ピラミッドは基本的に丈夫な岩盤の上、岩山の上に建ってるものになります。
後世に作られた小型のものや、儀式に使われたとされる内部に部屋のない小型ピラミッドなどは、それほど重量もないからか、川の中州など変わった場所に建ってることもあるかな、くらい。
砂サラサラの砂漠の中には無いのですよ。あとピラミッドの下には砂はないのですよ。
要は重量のある巨大建造物と考えればいいです。現代の感覚でも、重量物は砂の上に建てられませんよね。そういうことです…。