エジプトの国民食コシャリ、ユネスコ無形文化財に登録される。…お前元はインド料理だったの?!
エジプトのB級グルメ、コシャリ。町中を歩けばそこらに店があり、屋台テイクアウトなどでも食べられるコシャリ。一食200円くらいで食べられる旅行者の味方。
日本で食べるとタマネギのカリカリ具合が足りなかったり、パスタの茹で具合がアルデンテすぎたり、ソースが少なくて味が薄めだったりして「なんか違うな…これ…上品すぎる」ってなる、適度な雑さがウリの料理でもある。
それが、昨年の12月にユネスコの無形文化財に登録されたらしい。
イタリア料理と同時だったらしいので、日本のニュースだとそっちが前面に出ちゃってることもあるのだが、エジプトでは当然ながらコシャリ登録で盛り上がっている。
日本でいうと「和食」が登録された時みたいなノリだと思う。
https://english.ahram.org.eg/NewsContent/32/99/558419/Heritage/Heritage-special/Egypt;s-beloved-Koshary-becomes-UNESCOrecognized-c.aspx

現在のエジプトの生活文化は基本的にアラブ世界のもので、他国と大きな差異がある固有のものは少ない。
エジプト料理も多くはアラブ世界一般のものなので、確かに「固有の」「エジプトらしい伝統料理」といえばコシャリくらいかなあ、という気がする。
なお、今回、登録にあたってコシャリの説明や由来が詳しく説明されていたのだが、「ルーツはインド料理」という話が出てきて驚いた。
そうなんだ?!
炭水化物の祝宴 ― エジプトのソウルフード「コシャリ」が世界遺産になった話
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/kimura/2025/12/post-31.php
ユネスコの動画
https://www.youtube.com/watch?v=BrlRsXQ4LVk
というわけで、最初はギー(インドのバター)を入れた豆ごはんだったものに、パスタとトマトソースが加わって現在の形になったと推測されているんだとか。うーん。歴史だなあ。
料理の歴史としては150年くらいしか経っていないことになるが、まあ和食も大抵の料理は江戸時代が起源なので、歴史と言うには十分な時間が経っている。
改めて調べてみると、歴史の奥が深かったコシャリ。
インド洋と地中海を結ぶ交通拠点、かつてコショウなど香辛料を輸入する窓口として機能していたエジプトの地理にも思いを馳せながら、またエジプトでこの料理を食べられる日を楽しみにしていきたいと思います。
******************
ちなみに日本の無形文化財登録は以下。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/mukei_bunka_isan/
知らんやつもけっこうある。思ってたよりいっぱいあった…。
日本で食べるとタマネギのカリカリ具合が足りなかったり、パスタの茹で具合がアルデンテすぎたり、ソースが少なくて味が薄めだったりして「なんか違うな…これ…上品すぎる」ってなる、適度な雑さがウリの料理でもある。
それが、昨年の12月にユネスコの無形文化財に登録されたらしい。
イタリア料理と同時だったらしいので、日本のニュースだとそっちが前面に出ちゃってることもあるのだが、エジプトでは当然ながらコシャリ登録で盛り上がっている。
日本でいうと「和食」が登録された時みたいなノリだと思う。
https://english.ahram.org.eg/NewsContent/32/99/558419/Heritage/Heritage-special/Egypt;s-beloved-Koshary-becomes-UNESCOrecognized-c.aspx
現在のエジプトの生活文化は基本的にアラブ世界のもので、他国と大きな差異がある固有のものは少ない。
エジプト料理も多くはアラブ世界一般のものなので、確かに「固有の」「エジプトらしい伝統料理」といえばコシャリくらいかなあ、という気がする。
なお、今回、登録にあたってコシャリの説明や由来が詳しく説明されていたのだが、「ルーツはインド料理」という話が出てきて驚いた。
そうなんだ?!
炭水化物の祝宴 ― エジプトのソウルフード「コシャリ」が世界遺産になった話
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/kimura/2025/12/post-31.php
ユネスコの動画
https://www.youtube.com/watch?v=BrlRsXQ4LVk
"1850年代半ばに刊行された探検家バートンの旅行記には、スエズの朝食として「レンズ豆 + 米 + ギー + 玉ねぎ、あるいは漬物を混ぜた料理」が登場します。脚注では、これがインドの Kichhri (キチュリ) に相当し、現地では外来語由来の訛りで「Al-Kajari」と呼ばれている、と説明されています。
つまりコシャリは、インドからエジプトへ渡った料理の末裔である可能性が高いのです。では、なぜそこにパスタが加わったのでしょうか。ここには、イタリアの影響が指摘されています。
古くから交易と文化の交差点だったエジプト。インドの豆ごはんに、イタリアのパスタが合流し、アラブのスパイスで仕上げられた ー コシャリは、まさに歴史を一皿に盛った料理なのです。"
というわけで、最初はギー(インドのバター)を入れた豆ごはんだったものに、パスタとトマトソースが加わって現在の形になったと推測されているんだとか。うーん。歴史だなあ。
料理の歴史としては150年くらいしか経っていないことになるが、まあ和食も大抵の料理は江戸時代が起源なので、歴史と言うには十分な時間が経っている。
改めて調べてみると、歴史の奥が深かったコシャリ。
インド洋と地中海を結ぶ交通拠点、かつてコショウなど香辛料を輸入する窓口として機能していたエジプトの地理にも思いを馳せながら、またエジプトでこの料理を食べられる日を楽しみにしていきたいと思います。
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ちなみに日本の無形文化財登録は以下。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/mukei_bunka_isan/
知らんやつもけっこうある。思ってたよりいっぱいあった…。