砂漠の動植物はどうやって生きているのかを調べてみた―陽射しに殺意のある地域では「日陰」が重要
アルジェリアで見た植物たちがどうやって生きてるのかが気になったので、図書館で適当に関係しそうな本を漁ってきて読んでみた。植物の本、ではなく、世界各地の砂漠環境に関する本である。

図説砂漠と人間の歴史 (シリーズ人と自然と地球) - ロズリン・D. ヘインズ, 浩毅, 鎌田, Haynes,Roslynn D., 菜つこ, 高尾
基本知識として、砂漠の植物は水の少ない環境に適応するため、乾燥に強い形状となっている。
・葉っぱを棘状にするなどして他の動物に食われないようにする
・また、棘状にすることで表面積を減らし、葉っぱを分厚くして気孔から蒸発する量も減らす
・根っこを地面の奥深くまで伸ばし、地下にある水を利用できるよう進化する
・一年に数回でも雨が降る地域では、雨が降った瞬間に一気に成長して種までつける短期決戦の生態の植物もいる
・10年に一度とかしか雨が降らない地域では、種が長い休眠に耐えられる
など、種類や地域ごとに様々な生存戦略を取っている。
今回見つけた本では、これら加えてさらに、以下のような生存戦略があり得ることが示されていた。
・日陰のある場所に生える
特に下草の場合、岩陰だけでなく大型の木など他の植物の陰も利用する
・特にイネ科植物の場合、丸くもっさり生えることで自らの内側に日陰を作る
新芽は内側から成長してくるので、昼間は熱くなりすぎず、夜は寒さから守られる内側に新芽があることで有利に働く
これは実際に今回の旅で見かけた。
あーあー…あれか…という感じ。確かに日陰に植物いっぱい生えてたし、もっさり丸くまとまってる草もあったなあ。木の周りに草がやたら集まってたのも、そこが水源だからってだけじゃなく「涼しいから」ってのがあるのか…。


この丸く生えた草の中が、トカゲや虫など小さな動物たちにとっても避暑地にもなっているらしい。
確かに、草の茂みの周りに動物の足跡が沢山あるのを見かけた。日陰が無ければ生きて行けない世界では、日陰を作ってくれる植物はとても重要な存在だったのだ。
特にサハラの場合、ガチで陽射しが痛い。熱い。殺意を感じるレベルで太陽が輝いている。
気温が20度くらいしかないのに体感では30度オーバーくらい、じっとしていても耐え難いくらいの暑さで、薄手の夏用登山シャツ一枚でいいくらい。
日陰に入ると突然本来の気温に戻って肌寒く感じるような場所だった。
なので、日陰=命をつなぐために必須の場所、昼間は死にたくなければ日陰から出てはいけない くらいのレベル。
実際、砂漠で昼間に活動している動物は全く見かけなかった。鳥やトカゲがいるのは、だいたい夜明け前とか日暮れ時。
そしてこの本、砂漠全般について書いている本なので、タクラマカン砂漠とか、ゴビ砂漠とか、いままで自分が行ったことのない砂漠についても書かれていた。
読んでいて思ったのは、砂漠というのは場所によって全く条件が異なるんだなということだ。単純に「砂漠」と言うだけで全部を同じカテゴリは括れない。
カラハリのように海に近い砂漠もあれば、南極のように氷だらけの砂漠もあり、サハラのように砂がメインの砂漠もあれば、岩石の多い砂漠もある。共通しているのは「乾燥している」ということだけなので、その意味では、「砂」漠よりは「沙」漠のほうが妥当な表現なのかもしれない。
何もないようでいろんなものがある、砂漠は奥が深い…。
とはいえ、惹かれるものはあれど、自分はやっぱり森が好きです。
森っていうか山。植物。緑。水の匂い。住むなら森。
なお今回の旅では毎晩髪の毛のケアをしていたため前回のヨルダンほど髪がパサパサになることはなかったけれど、手が…だいぶひび割れたですね…。荷物になるかもと思ってハンドクリーム小さいのしか持っていかなくてケチったのがまずかった。
次回への反省点です。

図説砂漠と人間の歴史 (シリーズ人と自然と地球) - ロズリン・D. ヘインズ, 浩毅, 鎌田, Haynes,Roslynn D., 菜つこ, 高尾
基本知識として、砂漠の植物は水の少ない環境に適応するため、乾燥に強い形状となっている。
・葉っぱを棘状にするなどして他の動物に食われないようにする
・また、棘状にすることで表面積を減らし、葉っぱを分厚くして気孔から蒸発する量も減らす
・根っこを地面の奥深くまで伸ばし、地下にある水を利用できるよう進化する
・一年に数回でも雨が降る地域では、雨が降った瞬間に一気に成長して種までつける短期決戦の生態の植物もいる
・10年に一度とかしか雨が降らない地域では、種が長い休眠に耐えられる
など、種類や地域ごとに様々な生存戦略を取っている。
今回見つけた本では、これら加えてさらに、以下のような生存戦略があり得ることが示されていた。
・日陰のある場所に生える
特に下草の場合、岩陰だけでなく大型の木など他の植物の陰も利用する
・特にイネ科植物の場合、丸くもっさり生えることで自らの内側に日陰を作る
新芽は内側から成長してくるので、昼間は熱くなりすぎず、夜は寒さから守られる内側に新芽があることで有利に働く
これは実際に今回の旅で見かけた。
あーあー…あれか…という感じ。確かに日陰に植物いっぱい生えてたし、もっさり丸くまとまってる草もあったなあ。木の周りに草がやたら集まってたのも、そこが水源だからってだけじゃなく「涼しいから」ってのがあるのか…。
この丸く生えた草の中が、トカゲや虫など小さな動物たちにとっても避暑地にもなっているらしい。
確かに、草の茂みの周りに動物の足跡が沢山あるのを見かけた。日陰が無ければ生きて行けない世界では、日陰を作ってくれる植物はとても重要な存在だったのだ。
特にサハラの場合、ガチで陽射しが痛い。熱い。殺意を感じるレベルで太陽が輝いている。
気温が20度くらいしかないのに体感では30度オーバーくらい、じっとしていても耐え難いくらいの暑さで、薄手の夏用登山シャツ一枚でいいくらい。
日陰に入ると突然本来の気温に戻って肌寒く感じるような場所だった。
なので、日陰=命をつなぐために必須の場所、昼間は死にたくなければ日陰から出てはいけない くらいのレベル。
実際、砂漠で昼間に活動している動物は全く見かけなかった。鳥やトカゲがいるのは、だいたい夜明け前とか日暮れ時。
そしてこの本、砂漠全般について書いている本なので、タクラマカン砂漠とか、ゴビ砂漠とか、いままで自分が行ったことのない砂漠についても書かれていた。
読んでいて思ったのは、砂漠というのは場所によって全く条件が異なるんだなということだ。単純に「砂漠」と言うだけで全部を同じカテゴリは括れない。
カラハリのように海に近い砂漠もあれば、南極のように氷だらけの砂漠もあり、サハラのように砂がメインの砂漠もあれば、岩石の多い砂漠もある。共通しているのは「乾燥している」ということだけなので、その意味では、「砂」漠よりは「沙」漠のほうが妥当な表現なのかもしれない。
何もないようでいろんなものがある、砂漠は奥が深い…。
とはいえ、惹かれるものはあれど、自分はやっぱり森が好きです。
森っていうか山。植物。緑。水の匂い。住むなら森。
なお今回の旅では毎晩髪の毛のケアをしていたため前回のヨルダンほど髪がパサパサになることはなかったけれど、手が…だいぶひび割れたですね…。荷物になるかもと思ってハンドクリーム小さいのしか持っていかなくてケチったのがまずかった。
次回への反省点です。