アルジェリアで見た謎のワニ干物の正体。サハラ砂漠が乾燥化したあとも生き残っていた西アフリカワニがいたらしい
アルジェリアの南、ジャネットの街にある小さな博物館に展示されていた、謎のワニの干物についてちょっと調べてみた。
ラベルはついているものの他になんの説明もなく、下にムフロンのツノみたいなのがあることから、かつてサハラが緑だった時代に生きていた動物かな? と思っていた。でもそれにしちゃあ妙に新しい…。

あれこれググってみたところ、ジャネットのすぐ近くにある、岩絵で有名なタッシリ・ナジェールの水たまりには、1930年代まで少数ながらワニが生き残っていたらしい。
その水たまりも今では干上がってしまい、ワニたちは絶滅してしまったようなのだが…。
ここ100年の間に捕獲されたか、死体を回収されたかしたものなら、新しさにも納得。そして剥製ですらないただの干物ってあたりがまた、極度に乾燥したサハラっぽさを感じさせる。
以下によると
https://www.reddit.com/r/algeria/comments/150aahy/algerian_crocodiles/?tl=ja
・アルジェリアワニ、またはトゥアレグ語で (Hoghf - هوغاف) と呼ばれるもの
・西アフリカワニの亜種で、サハラが乾燥化する際に一部地域にだけ残った
・アルジェリアの個体群は絶滅、現在はモーリタニア"とチャドに僅かに残っているらしい(ただ、チャドのものは残り7頭とかなので絶滅カウントダウンに入っている)
・ナイルワニに比べると小型で1.5mくらいまでしか成長しない
また、西アフリカワニについて現在の生息域はこんな感じらしい。
https://en.wikipedia.org/wiki/West_African_crocodile
ざっと調べてみたところ、このワニは、エジプトなどに生息していたナイルワニとは生態が違うのだという。
・現在モーリタニアに住んでいる亜種は砂漠気候に適応しているため「砂漠ワニ」とも呼ばれる。これがかつてアルジェリアにいた個体群の仲間
・暑さに適応するため、夏の暑い時期、渇水の次期は冬眠ならぬ夏眠をして体を休止状態に出来る
・河川を好むナイルワニに対し、低木の森林地帯や浅い水場・沼地などを好む
・エジプトで神格化されたのはナイルワニではなくこちらのワニかもしれないらしい
・ナイルワニと別種として認識されはじめたのは、わりと最近のことらしい
なんか予想外のところでエジプトに繋がってしまったので、それは別に調べるとして、「砂漠ワニ」という概念があったことは知らなかった、
冬眠じゃなくて夏眠する爬虫類かあ…。まあ休眠のメカニズムは同じまま、スイッチを入れる条件変えてるだけでいけるのかもだけど。
というわけで、アルジェリアの砂漠には、ごく最近までワニが暮らしていた。
私が見かけた謎の干物は、その最後の集団のうちの一体だったのかもしれない。
ラベルはついているものの他になんの説明もなく、下にムフロンのツノみたいなのがあることから、かつてサハラが緑だった時代に生きていた動物かな? と思っていた。でもそれにしちゃあ妙に新しい…。
あれこれググってみたところ、ジャネットのすぐ近くにある、岩絵で有名なタッシリ・ナジェールの水たまりには、1930年代まで少数ながらワニが生き残っていたらしい。
その水たまりも今では干上がってしまい、ワニたちは絶滅してしまったようなのだが…。
ここ100年の間に捕獲されたか、死体を回収されたかしたものなら、新しさにも納得。そして剥製ですらないただの干物ってあたりがまた、極度に乾燥したサハラっぽさを感じさせる。
以下によると
https://www.reddit.com/r/algeria/comments/150aahy/algerian_crocodiles/?tl=ja
・アルジェリアワニ、またはトゥアレグ語で (Hoghf - هوغاف) と呼ばれるもの
・西アフリカワニの亜種で、サハラが乾燥化する際に一部地域にだけ残った
・アルジェリアの個体群は絶滅、現在はモーリタニア"とチャドに僅かに残っているらしい(ただ、チャドのものは残り7頭とかなので絶滅カウントダウンに入っている)
・ナイルワニに比べると小型で1.5mくらいまでしか成長しない
また、西アフリカワニについて現在の生息域はこんな感じらしい。
https://en.wikipedia.org/wiki/West_African_crocodile
ざっと調べてみたところ、このワニは、エジプトなどに生息していたナイルワニとは生態が違うのだという。
・現在モーリタニアに住んでいる亜種は砂漠気候に適応しているため「砂漠ワニ」とも呼ばれる。これがかつてアルジェリアにいた個体群の仲間
・暑さに適応するため、夏の暑い時期、渇水の次期は冬眠ならぬ夏眠をして体を休止状態に出来る
・河川を好むナイルワニに対し、低木の森林地帯や浅い水場・沼地などを好む
・エジプトで神格化されたのはナイルワニではなくこちらのワニかもしれないらしい
・ナイルワニと別種として認識されはじめたのは、わりと最近のことらしい
なんか予想外のところでエジプトに繋がってしまったので、それは別に調べるとして、「砂漠ワニ」という概念があったことは知らなかった、
冬眠じゃなくて夏眠する爬虫類かあ…。まあ休眠のメカニズムは同じまま、スイッチを入れる条件変えてるだけでいけるのかもだけど。
というわけで、アルジェリアの砂漠には、ごく最近までワニが暮らしていた。
私が見かけた謎の干物は、その最後の集団のうちの一体だったのかもしれない。