こんなものに人類の未来が…? サイエンスアドバンスの2025年ブレイクスルーの内容が納得出来ない件
適当に流し見してた中にて出てきて、は?って思った内容。
サイエンス・アドバンスで発表していた、2025年の「ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー」、つまり技術革新の第一位な事案が、太陽光発電だった。
https://www.science.org/content/article/breakthrough-2025
太陽光パネルの製造時に消費されるエネルギーも、排出される有害物質も、寿命が尽きたあとパネルをどう再利用するかも棚上げにしたまま、再生可能エネルギーと謳われ、環境に優しい、化石燃料に代わる次世代エネルギーと称えられるアレである。
もちろんインフラの整わない途上国や、砂漠・山奥などの僻地ではとても強力な発電手段である。日本でも多くの山小屋で太陽光パネルの力を借りている。
が、これをブレイクスルーと呼ぶのはなんか違うだろうと。
先述したように多くの問題を残したままの次善の策のようなもので、昭和の終わり頃に原子力が未来の夢のエネルギーと手放しに称えられていたのと近いのではないか。もっと他にあるだろ上位の科学雑誌なんだからさ。
しかも、よりにもよって、モデルケースとして提示しているのが中国の安徽省、この写真を見て人類の未来を感じれるのか…?
私には到底無理だ。
腹が立つほど無神経な環境破壊の光景だ。

背景に木の生えている場所があるところからして、これは森林を切り開いて太陽光パネルを敷き詰めている。一方で緑化運動を進めていることを宣伝しながら、もう一方では大規模な森林破壊を行ってそれを矛盾とは見なさない。こんなのに騙されるとは、まあライターも読者もナメられたものである。
しかも安徽省って、中国の沿岸部に近いココ↓である。

上海のすぐ西にあるから電力生産地としては都合がいいのだろうが、ここ、おもくそ台風の通り道。日本で毎年の台風の際にパネル吹っ飛ぶとか破損するとかが起きているのだから、どうなるかは想像がつくだろう。
大規模な太陽光発電ファームっていうのは、エジプトとかサウジアアラビアのように、住居にも畑にもならない砂漠一面に敷き詰めるようなやり方じゃないと非効率的だ。森林が育つだけの雨量がある地域でやったら植生も生態系も破壊されて、土壌流出した場合には最悪、砂漠化が待っている。
トップに持ってくるのがこれっていうのが全く理解できない…。
百歩ゆずってエネルギー革命の話を持ってくるのはいいとして、成功事例が中国はあり得ない。なんか忖度があったのではと勘繰りたくなってしまう。
思えば、この雑誌のブレイクスルーは過去のものもほとんど納得いかない、「これ政治的に選ばれただけでは?」みたいなやつだった。
ガソリン車の廃止に関する提灯記事や、トランプ政権一期のときに大統領への批判などを出していたのもここだし…。
研究には金がかかる、パトロンの意向が大事もそれはわかる。綺麗事でコーティングして政治的な正当性を持たせないと金がひねり出せない、そういう現実があるのも分かっている。
だが、それによって当たり前に眼の前に見えている現実を見失うことのどこに未来があるというのか。
少なくとも、この写真にあるのは「持続可能な開発」の風景ではない。致命的なまでの環境破壊であり、植生にも生態系にも大ダメージである。場合によっては再生不可能かもしれない。それが分からないほどイデオロギーに染まってしまっているのなら、危機感を覚えたほうがいいのではないかと思う。
お題目はお題目。掲げた理想と事実や現実は別。
実態を伴わない理論を持ち上げても、実際に未来を切り拓く実のある技術の支援にはならないですよ…。
サイエンス・アドバンスで発表していた、2025年の「ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー」、つまり技術革新の第一位な事案が、太陽光発電だった。
https://www.science.org/content/article/breakthrough-2025
太陽光パネルの製造時に消費されるエネルギーも、排出される有害物質も、寿命が尽きたあとパネルをどう再利用するかも棚上げにしたまま、再生可能エネルギーと謳われ、環境に優しい、化石燃料に代わる次世代エネルギーと称えられるアレである。
もちろんインフラの整わない途上国や、砂漠・山奥などの僻地ではとても強力な発電手段である。日本でも多くの山小屋で太陽光パネルの力を借りている。
が、これをブレイクスルーと呼ぶのはなんか違うだろうと。
先述したように多くの問題を残したままの次善の策のようなもので、昭和の終わり頃に原子力が未来の夢のエネルギーと手放しに称えられていたのと近いのではないか。もっと他にあるだろ上位の科学雑誌なんだからさ。
しかも、よりにもよって、モデルケースとして提示しているのが中国の安徽省、この写真を見て人類の未来を感じれるのか…?
私には到底無理だ。
腹が立つほど無神経な環境破壊の光景だ。
背景に木の生えている場所があるところからして、これは森林を切り開いて太陽光パネルを敷き詰めている。一方で緑化運動を進めていることを宣伝しながら、もう一方では大規模な森林破壊を行ってそれを矛盾とは見なさない。こんなのに騙されるとは、まあライターも読者もナメられたものである。
しかも安徽省って、中国の沿岸部に近いココ↓である。
上海のすぐ西にあるから電力生産地としては都合がいいのだろうが、ここ、おもくそ台風の通り道。日本で毎年の台風の際にパネル吹っ飛ぶとか破損するとかが起きているのだから、どうなるかは想像がつくだろう。
大規模な太陽光発電ファームっていうのは、エジプトとかサウジアアラビアのように、住居にも畑にもならない砂漠一面に敷き詰めるようなやり方じゃないと非効率的だ。森林が育つだけの雨量がある地域でやったら植生も生態系も破壊されて、土壌流出した場合には最悪、砂漠化が待っている。
トップに持ってくるのがこれっていうのが全く理解できない…。
百歩ゆずってエネルギー革命の話を持ってくるのはいいとして、成功事例が中国はあり得ない。なんか忖度があったのではと勘繰りたくなってしまう。
思えば、この雑誌のブレイクスルーは過去のものもほとんど納得いかない、「これ政治的に選ばれただけでは?」みたいなやつだった。
ガソリン車の廃止に関する提灯記事や、トランプ政権一期のときに大統領への批判などを出していたのもここだし…。
研究には金がかかる、パトロンの意向が大事もそれはわかる。綺麗事でコーティングして政治的な正当性を持たせないと金がひねり出せない、そういう現実があるのも分かっている。
だが、それによって当たり前に眼の前に見えている現実を見失うことのどこに未来があるというのか。
少なくとも、この写真にあるのは「持続可能な開発」の風景ではない。致命的なまでの環境破壊であり、植生にも生態系にも大ダメージである。場合によっては再生不可能かもしれない。それが分からないほどイデオロギーに染まってしまっているのなら、危機感を覚えたほうがいいのではないかと思う。
お題目はお題目。掲げた理想と事実や現実は別。
実態を伴わない理論を持ち上げても、実際に未来を切り拓く実のある技術の支援にはならないですよ…。