実際は失われてないのも混じってるが、タイトルでワクワクさせてくる「失われた古代都市」
タイトルでホイホイされて手にとってみたのだが、買った決め手はパブロペトリが入っていたらからである。水没して島ごと滅びた古代都市、というなかなかロマンみのあるプロフィールながら、他の本では見たことがないマイナーな遺跡だ。
※参考:ナショジオのページ
著者がローマ史専門なので範囲はローマ帝国領内に限られるのだが、マイナーな遺跡も含め、最近発掘が進んでいるところは最近の動向まで含めて記載してくれているのがいい。古代遺跡マニアにも楽しい本である。

失われた古代都市: 歴史に刻まれた記憶 - フィリップ・マティザック, 安原和見
地域ではなく時代ごとに分けてくれているのも親切で、最古の都市と、ローマ・ビザンツ時代やそれ以降の都市は章が分けられている。おもくそローマ視点でエジプトは属州扱いなのだし、一度も居住の途切れたことのないテーベが滅びた都市扱いにされていたりもするのだが、まあ、まあ。それはいいとしよう…。
チャタル・ホユックやトロイア、パルミラなど有名どころも取り上げられているが、冒頭のパブロペトリやエジプトのアンティノポリス、アテネ近郊のプラタイアなど、遺跡マニアでもなければ名前を知らないようなところもチョイスされていて、ほう、と思わされた。だいぶ好き者が書いてるなと。
もし、同じコンセプトで日本、もしくは東アジアの本を出したら、どういう都市がチョイスされるだろうか。
そもそもアジアだと「失われた古代都市」に該当する遺跡候補じたいが、楼蘭とかアンコールとか有名どころ以外にあまり無い気もするのだが、ちょっと誰かやってみてもらいたいなあ。
※参考:ナショジオのページ
著者がローマ史専門なので範囲はローマ帝国領内に限られるのだが、マイナーな遺跡も含め、最近発掘が進んでいるところは最近の動向まで含めて記載してくれているのがいい。古代遺跡マニアにも楽しい本である。

失われた古代都市: 歴史に刻まれた記憶 - フィリップ・マティザック, 安原和見
地域ではなく時代ごとに分けてくれているのも親切で、最古の都市と、ローマ・ビザンツ時代やそれ以降の都市は章が分けられている。おもくそローマ視点でエジプトは属州扱いなのだし、一度も居住の途切れたことのないテーベが滅びた都市扱いにされていたりもするのだが、まあ、まあ。それはいいとしよう…。
チャタル・ホユックやトロイア、パルミラなど有名どころも取り上げられているが、冒頭のパブロペトリやエジプトのアンティノポリス、アテネ近郊のプラタイアなど、遺跡マニアでもなければ名前を知らないようなところもチョイスされていて、ほう、と思わされた。だいぶ好き者が書いてるなと。
もし、同じコンセプトで日本、もしくは東アジアの本を出したら、どういう都市がチョイスされるだろうか。
そもそもアジアだと「失われた古代都市」に該当する遺跡候補じたいが、楼蘭とかアンコールとか有名どころ以外にあまり無い気もするのだが、ちょっと誰かやってみてもらいたいなあ。