ツタンカーメン墓の入り口を封印していた漆喰の壁、再建される。まさか破片残してあったとは

古代エジプトの王、ツタンカーメンの墓は、現代のルクソール対岸にある「王家の谷」で1922年に見つかった。今から100年以上の前の話である。
その墓は、見つかった時には入り口が漆喰の壁で塞がれ、その上から王名を刻んでで封印してあった。
漆喰の壁が、墓の扉代わりだったのである。

で、このたび、その漆喰壁が再建されて、ルクソール博物館に展示されたそうなのだ。
「え、破片残してあったの…?!」とは、多くの人が思ったに違いない。ていうか遺物カタログにも載ってなかったし、遺物番号振られてなくないかコレ。よく残してあったなあ…。

Original mud sealings of Tutankhamun’s tomb on display for first time in Luxor Museum
https://english.ahram.org.eg/NewsContent/9/40/569222/Antiquities/Ancient-Egypt/Original-mud-sealings-of-Tutankhamun%E2%80%99s-tomb-on-dis.aspx

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記事を読むに、破片のまま木箱に入れて保管されていたらしい。
大エジプト博物館を作る時にカイロ博物館の保管品棚卸していたはずなので、その時に見つけた、とかではないかと予想。エジプトさん在庫管理すっげー適当で、博物館から謎の所蔵品よく出てきますからね…

この封印の漆喰壁は、エジプト本だとこんな感じで文字の部分だけが写真やスケッチで出てくることが多い。写真は100年前の古いものだけだったのだが、実物が残されていたということは、今後はクリアなカラー写真が本に載るのかも。

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なお、発掘者のハワード・カーターは発掘作業中に封印を壊したあと、元の配置に関する詳細な記録を残していなかったそうで、これは破片をジクソーパズルとして予想で組み立てた結果のようだ。
あってるのかどうかは…。


ちなみに成分分析もされていて、使われている漆喰(プラスター)は地元産だそうだ。
古代の墓はほとんどが大昔に盗掘されていて、埋葬された時代の封印壁がそのまま残っていた場所は本当に貴重なので、もしルクソールに行く予定のある人がいるならじっくり見て来てほしい。

…私の代わりに…。(ハンカチを噛みながら)