モンゴル、ヨモギアレルギーが増加中らしい。草原の花粉事情について
モンゴルの奥テレルジに行くと高原植物がたくさん見られる、というので、ほー夏に行くとよさそうだなーと思って調べていたのだが、モンゴル語のサイトを自動翻訳でザッピングしていたところ「8月以降はヨモギとブタクサの花粉症シーズンに入るんで気をつけろ」みたいなことが書かれていた。
ブタクサはまぁ、オーストラリアとかでも聞いたことはあったのだが、ヨモギって何だ??
というわけで、ちょっと調べに行ってきた。
●日本でもヨモギアレルギーは一応あった
大正製薬のサイトに、ヨモギの花粉症についての情報があった。だいたい8-10月に花粉の飛散があり、ブタクサのアレルギーと勘違いしやすいらしい。へえ…そうなんだ…という感じ。
まあアレルゲンへの反応はホモ・サピエンス共通なので、日本人が反応するならモンゴル人だって反応はするのだろう。
https://brand.taisho.co.jp/allerlab/kafun/012/
●モンゴルにヨモギの花粉症が増えた理由① 砂漠化対策で植えた
中国政府が内モンゴル自治区から新疆ウイグル自治区までの間の砂漠地帯の緑化を進めるにあたり、砂ヨモギなるヨモギを増やした・推奨したことによる花粉の害。
中国の内モンゴル自治区は、国としてのモンゴルに隣接する地域なので、風向き的にモンゴルではなく中国の各都市のほうに大量の花粉が流れるらしい。
https://bjnihonjinkai.org/archives/28229
上記のページにある写真を見る限り、日本のヨモギとはちょっと違う種のようで、だいぶ大ぶりな感じなので、もしかしたら飛散する花粉の量が多いのかもしれない。
学名で調べてヒットしたのがこちら。
Agriophyllum pungens
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:163348-1
イラン高原から中国まで、広く自生する乾燥に強い植物とのこと。また、日本のヨモギが食用にされることがあるように、この砂ヨモギも、モンゴルや中国の砂漠地帯では古くから飢饉の際の救荒植物として食べられてきた、山菜の一種でもあるとのことだ。
●モンゴルにヨモギの花粉症が増えた理由② 耕作放棄された畑に勝手に生えた
これは、みんぱくリポジトリの中の「モンゴルにおける農業開発史 :開発と保全の均衡を求めて」という資料に出てきた内容。
どうも過去に、定住を促す国策として農地改革をやったらしいのだが、それがうまく行かずかなりの面積が耕作放棄されてしまったらしい。そして、モンゴルで耕作地が放棄された場合、そこにヨモギがモサモサ生えてきて花粉を撒き散らすのだという。日本でも畑を耕作放棄すると数年でセイタカアワダチソウまみれになったりするが、それと似た現象なのだろう。
まあこれはちょっとねー。なかなか止めようがないよねえ。という感じ…。
****
というわけで、モンゴルの花粉症は山林の多い日本と違い、広々と開けた草原の国ならではのやつだった。
モンゴルの花粉症対策のページ見つけて眺めてみたのだが、先方もけっこう苦労している模様。
「午前4時から9時、午後5時から10時の間に最も活発に花粉が飛ぶから、ヨモギアレルギーの人はその時間はドアを開けるな」とか、「加湿器を使ってください」とか、「外出時はマスクを忘れずに」とか、日本とそれほど変わらない内容が書かれている。
https://gogo.mn/r/jodkj

花粉症持ちの人は、来訪の季節を考慮したほうがいいのかもですね。
私は花粉症なんもないので適当に行きますが…。
ブタクサはまぁ、オーストラリアとかでも聞いたことはあったのだが、ヨモギって何だ??
というわけで、ちょっと調べに行ってきた。
●日本でもヨモギアレルギーは一応あった
大正製薬のサイトに、ヨモギの花粉症についての情報があった。だいたい8-10月に花粉の飛散があり、ブタクサのアレルギーと勘違いしやすいらしい。へえ…そうなんだ…という感じ。
まあアレルゲンへの反応はホモ・サピエンス共通なので、日本人が反応するならモンゴル人だって反応はするのだろう。
https://brand.taisho.co.jp/allerlab/kafun/012/
●モンゴルにヨモギの花粉症が増えた理由① 砂漠化対策で植えた
中国政府が内モンゴル自治区から新疆ウイグル自治区までの間の砂漠地帯の緑化を進めるにあたり、砂ヨモギなるヨモギを増やした・推奨したことによる花粉の害。
中国の内モンゴル自治区は、国としてのモンゴルに隣接する地域なので、風向き的にモンゴルではなく中国の各都市のほうに大量の花粉が流れるらしい。
https://bjnihonjinkai.org/archives/28229
上記のページにある写真を見る限り、日本のヨモギとはちょっと違う種のようで、だいぶ大ぶりな感じなので、もしかしたら飛散する花粉の量が多いのかもしれない。
学名で調べてヒットしたのがこちら。
Agriophyllum pungens
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:163348-1
イラン高原から中国まで、広く自生する乾燥に強い植物とのこと。また、日本のヨモギが食用にされることがあるように、この砂ヨモギも、モンゴルや中国の砂漠地帯では古くから飢饉の際の救荒植物として食べられてきた、山菜の一種でもあるとのことだ。
●モンゴルにヨモギの花粉症が増えた理由② 耕作放棄された畑に勝手に生えた
これは、みんぱくリポジトリの中の「モンゴルにおける農業開発史 :開発と保全の均衡を求めて」という資料に出てきた内容。
どうも過去に、定住を促す国策として農地改革をやったらしいのだが、それがうまく行かずかなりの面積が耕作放棄されてしまったらしい。そして、モンゴルで耕作地が放棄された場合、そこにヨモギがモサモサ生えてきて花粉を撒き散らすのだという。日本でも畑を耕作放棄すると数年でセイタカアワダチソウまみれになったりするが、それと似た現象なのだろう。
まあこれはちょっとねー。なかなか止めようがないよねえ。という感じ…。
****
というわけで、モンゴルの花粉症は山林の多い日本と違い、広々と開けた草原の国ならではのやつだった。
モンゴルの花粉症対策のページ見つけて眺めてみたのだが、先方もけっこう苦労している模様。
「午前4時から9時、午後5時から10時の間に最も活発に花粉が飛ぶから、ヨモギアレルギーの人はその時間はドアを開けるな」とか、「加湿器を使ってください」とか、「外出時はマスクを忘れずに」とか、日本とそれほど変わらない内容が書かれている。
https://gogo.mn/r/jodkj
花粉症持ちの人は、来訪の季節を考慮したほうがいいのかもですね。
私は花粉症なんもないので適当に行きますが…。