スロバキアの新石器時代の集落跡から大量の頭無し遺体が発見される。妖怪首おいてけヨーロッパにもいた…?

研究者は「首はどこか別の場所に大事に埋葬してるはずだよ、これは暴力じゃなくて儀式に違いないよ」と言ってるけど、普通に読んだら首狩り族した痕跡じゃないかなこれ。

スロバキアの新石器時代、Linear Pottery文化(日本語だと「線状土器文化」、略語でLBK)に属する遺跡 Vráble-Veľké Lehemby から、大量の首無し遺体が見つかった、という発掘報告。まだ発掘途中なので数が増える可能性があるようなのだが、現状100体以上の首無し死体が見つかっており、唯一首があったのは幼い子供だけだという。

なんでそんな大量の首無し死体が積み上がってるのかがわからん。という話である。

Neolithic Bodies in Vráble – 7000 year-old Headless Human Skeletons in an Enclosed LBK Settlement in South–West Slovakia
https://www.cambridge.org/core/journals/proceedings-of-the-prehistoric-society/article/neolithic-bodies-in-vrable-7000-yearold-headless-human-skeletons-in-an-enclosed-lbk-settlement-in-southwest-slovakia/F860F27623DE9579743145A7365684B1

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この遺跡からは、3つの集落 300軒の家が見つかっている。うち1つ、南西の集落だけは防衛機能と想われる溝に囲まれている。
死体が見つかったのは、その溝の中だという。

集落に人が暮らしていたのは紀元前5250年から4950年の間。およそ300年ほどだが、そのうちのいつの時代にこれら大量の死体が出たのかがわからない、という。

まず、

・墓地ではなく集落を囲む溝の中
・方向などに法則性なし、適当に積み重ねている
・副葬品なし

という状況からして、これを正常な埋葬とみなす理由がない。
そして、古代世界の常として子供の死亡率のほうが高いはずなので、未成年より成人の方が骨が多いのなら自然死ではないと思う。
300年かけて堆積したわけではなく、短期間に大量死した痕跡があるというのなら、よそから移住してきた集団と戦って出た死亡者か、この3つに別れた小集落どうしの諍いとかで一族皆殺しになった集団があったのではないだろうか。

というか、遺体が腐ってから首だけ取り出したのではなく、遺体がまだ腐敗する前に首を落とした痕跡があるというのだが、「新石器」時代ということは当然、まだ金属はない。石器だけで100人ぶんの首を落とす重労働をやった連中がいたということで、それって、ただの儀式でやるものなのか。
確かにトルコの都市で遺体の首に漆喰塗って保管した事例とかはあるけど、それは集落の代表者とか特別な人に対してだけやるものだ。

100人ぶんの首並べたらとんでもない風景になるぞ…w
まずそのスペース確保出来ないだろ…。

首はまだ遺跡のどこからも見つかっていないようななのだが、保管するとしたら相当なボリュームがあったはず。もし今後も見つからないのなら、何らかの呪術的な意味合いをもって消費されたとか、敵のものとして晒されて風化して消えてしまったとかではないだろうか。

なお、人間の頭は成人でだいたい4-6kg。中央値で5kgとして、仮に100体ぶんの首だと500kgである。

まず首を切り取るという重労働をこなしたあと、実に0,5トンにも達しようかという首の山をどこかに運んだ人たちがいたことは現時点で分かっている事実だ。だいぶ…あれだな…何か強い動機を持ってやったんだろうなということだけは…分かる…。


いずれにしても、発掘調査はまだ途中のようなので、今後の報告次第かとは思う。
続報を待ちたい。