"未整理"の記事一覧

インフルエンザはどこから来たのか。人類とウィルスをめぐる長い長い戦いの歴史とは

いわゆる「新世界」にヨーロッパからの船がはじめて到着したあと、北米・南米の先住民たちの多くが疫病によって命を落としたという話は有名だ。インフルエンザ、牛痘、コレラ、チフス、etc。もちろんヨーロッパにおいても流行れば死ぬことのある病ではあるものの、新大陸の住人たちはこれらの病に対して抵抗力を持たなかったために弱かった。 かくして、地域…
トラックバック:0

続きを読むread more

同性愛はいつから教会で禁止されたかをちょっと調べてみた

結論 12世紀でした。 なんか中世だろうなって思ってたけど意外と最近(?)だった。 禁止された理由は、「自然に反するから」。「この世界の秩序は神が創ったものなので、神の定めし自然の摂理に反するものは全てNG」という基準にのっとり、子を成せない同性愛も禁止事項の一つに盛り込まれたのだという。 "J・ボズウェルが明らかにしたよ…
トラックバック:0

続きを読むread more

アサシンクリード・オデッセイ これから始める人に大事なことを伝えるぞ。

アサシンクリード・シリーズの最新作、古代ギリシャに行ける「オデッセイ」。 スパルタ生まれの傭兵としてペロポネソス戦争の時代を駆け抜けるゲームである。 今度は古代ギリシャで暗殺だ! アサシンクリード・オデッセイ潜入レポ https://55096962.seesaa.net/article/201810article_1…
トラックバック:0

続きを読むread more

エジプトだけにシャレにならない。エジプト観光中に急死の英男性、遺体から臓器なくなる

ニュースで流れていて、古代じゃないけど こっこれは と思ったやつ。 エジプト観光中に急死の英男性、遺体から臓器なくなる 当局が違法摘出否定 http://www.afpbb.com/articles/-/3194186 エジプトで急死した観光客を本国に送り返して検視したら内臓のいくつかがなくなってた、っていうお話。…
トラックバック:0

続きを読むread more

アメリカの聖書博物館に展示されていた死海文書の一部、偽物の可能性が高いと判明

まずソース、これ2年ほど前に発表された当時から真偽に疑問がつけられてたやつですね。 5点は偽造の可能性が高い、ということが発表され、残りも鑑定中。ただし疑われている2002年以降に市場に出回るようになった断片は世界に70点以上もあるようなので、今後も偽造品と認定される断片の数は増えていくと思われる。 Are the Museum…
トラックバック:0

続きを読むread more

アマゾン旅~ あまりもの編

アマゾン旅のあまりもの。 何かのネタになるかなと思ってメモしてきた内容を箇条書きにしておく。 ●アマゾンには「アマゾン軍」がいる。(ブラジルの陸軍の中にレンジャー部隊がある) 「ジャングル歩兵旅団」とかの心躍るパワーワードが出てくるので軍隊好きな人にはオススメ(?) 森の入り口に駐屯基地みたいなのがあって「おお……
トラックバック:0

続きを読むread more

だいたいコロンブスのせいだ。カリブの先住民、タイノ人について調べてみた。

タイノ人(Taino)というのは、大航海時代にヨーロッパ列強国が侵略して追いやったカリブ海の島々に住んでいた先住民のこと。コロンブスがここをインドだと思い込んでいたために「西インド諸島」という名前で呼ばれる地域だ。 西インド諸島には、コロンブスの到達時点でタイノ人のほかにグアナハタ・ベイ人、アイランド・カリブ人と呼ばれる別集団も住んで…
トラックバック:0

続きを読むread more

スイスでケルト人の居住した遺跡が見つかる。

スイスのルチェルン州で、ケルト人の居住した痕跡が見つかったというニュース。スイスではケルトの遺跡があんまり見つからないようで、珍しい発見だと話題になっていたので、とりあえずメモしておく。 (この場合の「ケルト人」は、歴史上実在した、考古学用語としての民族名。いわゆる大陸ケルト。) Swiss Archaeologists Unc…
トラックバック:0

続きを読むread more

島で生き抜くために必要なこととは。「島に住む人類」

「人の手で自然を改造する」と言うと、自然を破壊するみたいな否定的なニュアンスにとられることもあるが、そうじゃない。そもそもありのままの自然では人間は生きてゆけないので、生きてゆける環境を作ることは生存の必須条件で、その「人間の変えた」自然こそが、実は人間の想像する「楽園のようなありのままの自然」なのだということ。 そして、人間が世界中…
トラックバック:0

続きを読むread more

ノルウェーで、地下に埋もれたヴァイキング・シップが見つかる。

地下レーダーの力を借りて、地下に埋もれた船の姿が甦ったというニュース。 考古学は、もはや「掘る」学問ではないのです。いかに掘らずに、触れて壊さずに調べるか。そういう時代になりました。 Viking Ship and Cemetery Found Buried in Norway https://www.livescience.…
トラックバック:0

続きを読むread more

今度は古代ギリシャで暗殺だ! アサシンクリード・オデッセイ潜入レポ

えーお疲れ様です。前作オリジンズでローマ絶対ぶっ殺すマンと化し、完全に闇落ちした中の人です。 今回は約400年ほど遡って、ペロポネソス戦争真っ最中のバルカン半島に来ております。いやーあれですね、新築したばっかりのパルテノン神殿とか見れてギリシャだなーって感じですね。まぁなんだ、やることは結局 SATSUGAI なんですけどね。 …
トラックバック:0

続きを読むread more

ギアナ高地は孤立した「失われた世界」ではなかった、という話

ギアナ高地というと、前人未到の場所もまだ多く存在する、孤立した世界というイメージがある。 というか自分が何となくそのイメージだった。台地(先住民の言葉では「テプイ」)の上には、はるか古代から生きている古代種の動植物がいて、下界からは切り離されている…と。 しかし実際は違っていた。  ギアナ高地は、下の世界と密接に繋がった沢…
トラックバック:0

続きを読むread more

マオリ神話がモチーフのアニメ映画「モアナと伝説の海」を見てみたわけだが(ネタバレあり)

「モアナと伝説の海」は、2016年公開のディズニー映画。マオリ神話がモチーフで、モトゥヌイ島に住む少女モアナと伝説の半神半人の英雄マウイが海洋冒険に出るお話。 遅ればせながら見てみたのだけれど すっげえ違和感あってイマイチだった という話をしたい…。 モアナと伝説の海 (吹替版)2017-05-12 Amazonアソシエイト …
トラックバック:0

続きを読むread more

古代エジプトの「ファイアンス」の再現に成功、のニュース(造形部分)

だいぶおせえよって言われそうですがまぁ別にこのテのニュースはリアルタイムで追わなくてもいいやつなので…。 文理融合研究により、古代エジプトの「ファイアンス」の再現に成功~「国際ガラス歴史協会」の学会(9月4日~7日/トルコ・イスタンブール)にて発表~ https://www.tokai.ac.jp/news/detail/947…
トラックバック:0

続きを読むread more

エンジェルフォールに滝つぼがないのは、「水が霧散してしまうから」じゃないのでは? という話

エンジェルフォールは、落下高度が高すぎて水が霧散してしまうので滝つぼがない、という話をよく聞くしガイドブックにも書いてあるが、実際見てみたら滝つぼらしきものはあるし、落ちてくる水が風でこっちに飛ばされてくると痛いし、霧散だけで説明つかんでしょ。という話をしたい。 まずこちらの写真。エンジェルフォールの背景にある崖が大きく削れている…
トラックバック:0

続きを読むread more