"未整理"の記事一覧

オホーツク文化からアイヌ文化への繋がり資料。

むかーしオホーツク文化の講演会を聞きに行って、そんとき今ほど知識がなかったのとキチンと資料残してなかったのとで記憶が微妙なので、もう一回やり直すことにした。というわけでいつもどおり我らが市民税で経営されている図書館を襲撃してきたぞ。どん。 オホーツク海沿岸の遺跡とアイヌ文化北海道出版企画センター 菊地徹夫 Amazonアソシエイト…
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アフリカの創世神話とアフリカならではの「原罪」感

なぜか本屋がアフリカ神話をプッシュしていたのでホイホイ引っ掛か(以下いつもの) というわけで、アフリカの創世神話についての研究本を読んでみた。アフリカはひさびさだなー。 アフリカの創世神話紀伊國屋書店 阿部 年晴 Amazonアソシエイト アフリカ神話との対話三恵社 2018-03-16 阿部 年晴 Amazonアソシエイ…
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おいやめろ…ブラジルの国立博物館、大火災でコレクション焼失

ブラジルの首都、リオデジャネイロにあったブラジル国立博物館で9/2の夜に大火災が発生。 幸い閉館後で人的な被害はなかったのだが、2,000点に及ぶ貴重な品が焼失した。 爆撃で吹っ飛ばされたシリアの博物館の惨状を彷彿とさせる変わり果てた姿が公開されているのだが、後ろに真新しいオリンピック・スタジアムがそびえたち、手前に、老朽化した…
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「日本最古の石器」12万年前の砂原遺跡に見る日本考古学界の問題点

暗澹たる気持ちで本を置いた。 旧石器捏造事件なんてあったけど、日本でも前期旧石器は出るんだ、と胸を張って公表された、砂原遺跡についての本である。この本を読んだあとに確信を持って言えることがある。 考古学会がこのままの方向性ならば、旧石器捏造事件は確実に、もう一度起きる。 旧石器が語る「砂原遺跡」―遙かなる人類の足跡をも…
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「白人」はもはや多数派ではない。現代アメリカの現実と数十年後の未来

最近あんまり面白い特集がないなと思ってたけどひさしぶりに尖った記事があった。 ナショジオ9月号「白人が少数派になる日」。 ナショナル ジオグラフィック日本版 2018年9月号日経ナショナルジオグラフィック社 2018-08-30 Amazonアソシエイト 記事 https://style.nikkei.com/artic…
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本を読むためには本を捨てなければならない。/図書館・家庭で共通していること

図書館の本が廃棄処分になったというニュースが流れるたびに怒る人がいる。 が、そういう人たちは図書館なんて利用してないか、そもそものところがわかっていないと思う。  (1)図書館のサイズは簡単に変更できない  (2)本棚以外に本を置いてはいけない  (3) 痛んだり古くなったりした本は定期的に入れ替える必要がある この期…
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「建設中の大エジプト博物館には、本当の発見者の名を」…クフ王の船発見の物語

クフ王のピラミッドの側から見つかった、「クフ王の船」("太陽の船"とも呼ばれる)。 二隻あり、そのうち現在取り上げ・組み立て中の二隻目のほうは日本の支援で建設が進んでいる「大エジプト博物館」に収蔵される予定なのだが、だからなのかこんな記事が出ていた。 Renowned Egyptologist Zahi Hawass wri…
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【神(機体)降臨】懐かしの「ANUBIS Z.O.E」がVRで甦る

懐かしのアクションゲー、「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」がリマスター版で再発売されるらしい。 プレステ4とSteam配信だそうなので。PCでもプレイできる・・・多分! 画質が上がってるのはともかく、初心者むけにVery easyモード搭載されてるのが嬉しい。アージェイト戦で20回は死んだあの日の私が浮かばれる…!…
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古代人のゲノム調査と考古学/ここ最近のトレンドから見えてくること

なんか最近、古代人のゲノム解析したらxxが判った! 的な話をよく見かけるなと思っていたのだけれど、気のせいじゃなくて本当にそういう研究がトレンドになっていた。 ただそれは、古代人のゲノム解析という新しい技術による知見と、従来の考古学の間で微妙なすれ違いも生み出しつつあるようだ。 Divided by DNA: The une…
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縄文時代、一年のタイムスケジュールめっちゃキツくねぇ・・・?

なんか図書館がやたら縄文プッシュしてるので借りてきた。 市民税はここで回収する(`・ω・´) というわけで読んでみたこれ。内容的には「びわこ水中考古学の世界」とほぼ一緒。というか、その一部を切り出してもうちょっと詳しくした感じの本。とくに難しい内容もなく、ふーんという感じ。 琵琶湖に眠る縄文文化 粟津湖底遺跡 (シリーズ「…
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6,500年前の移住者と、農耕文化の交流の可能性

イスラエルの都市文化が盛り上がるのが紀元前2,000年くらいからなので家にある資料は4,000年前くらいまで。 このへんの時代の資料ほとんど持ってないのでまず文化の変遷がよく分からないのだが、レバントで見ると紀元前4,500年くらいから紀元前3,300年ごろまでは青銅器時代。 その時代に起きた、アナトリア・ザグロス方面(イスラエ…
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時代ごとに切り口が違う。びわこ水中考古学の世界

水中に沈んだ遺跡の研究でよく聞くのが、琵琶湖の湖岸に沈んだ遺跡の研究。 湖岸なので水をせき止めれば遺跡を陸上にすることも出来て、調査しやすいのもあってけっこう昔から研究されている。しかしこの琵琶湖の遺跡、時代が縄文から近代まで幅広いらしい。 びわこ水中考古学の世界滋賀県文化財保護協会 Amazonアソシエイト 縄文の遺跡の…
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クラウド・ファンディングで集めたお金は全額が支援金になるわけではない。というお話

最近ちょっと流行りになっているクラウド・ファンディング。学術調査系のクラウド・ファンデイングもけっこうあります。 昔でいう投げ銭の現代の形であり、こうした試み自体はインターネット初期からあるやつでとくに真新しくもないのですが、投げ銭の時代と違って今は目的を明確にしたうえで多額の資金を集めるケースが多いですね。でも、意外と知られてい…
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