"その他"の記事一覧

【ゆく年】今年も暑かった、でも楽しかったよな?【くる年】

毎年恒例、一年の振り返り。 もはや夏の暑いのは生死に関わる状態、しかも今年の夏山は荒れまくりで過酷な年でしたが、春ごろはまだ過ごしやすかったかな。 数年前から行きたかった某桜の名所めぐりも出来たし。 カタクリほか春の花の名所の山も行ったし。 冬毛のライチョウに会いに雪山にも行ったし。 日本国…

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現代人、死に方は選べないが死んだあとに起きることは「一生の集大成である」。葬式ラッシュの一年をふりかえり…

今年は、なんかやたらと葬式が多かった。 親族だったり、近所の人だったり、元同僚や、実家方面のかつての同級生だったり。喪服と暑すぎる夏の記憶が重なって、いちばん暑かった時期の記憶が汗とともに軽く飛んでいる。 年齢も、死因も死に方も様々だった。そして何より感じたのは、死後に起きる出来事がものすごくバラバラだったことである。 た…

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白亜紀前期の海洋生物の大量絶滅は火山の爆発によるものと結論。北海道の地層から

ぼーっと論文一覧を見てたら面白そうなのがあったのでメモがわりに。 白亜紀前期に起きた海洋生物の大量絶滅は、古代の海底火山の大爆発を引き金に世界中の海の酸素含有量が低下したことが原因で、時代と、噴火した火山の場所が特定されたという。 東北大学のプレスリリース 白亜紀前期に起きた地球史上最大規模の火山噴火が111.6万年間におよぶ…

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クジラを守れ!→連動してオキアミ減少・サメ増加 これどっかで見たな…ラッコの保護区だ!

捕鯨を邪魔しにくる宗教的テロ組織(シーシェパードとか)の話は日本ではとかく叩くためのネタに使われやすいが、環境保護とはどうあるべきかという観点で見た場合、実に分かりやすい失敗をしている。資金集めのために派手にパフォーマンスを繰り返すうちに、高邁な思想がテロ組織と呼ぶしかないものに変貌していく過程は実に興味深い。 そして、特定の種だ…

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湯たんぽは! いいぞ!(ユタンポノススメ)

冬です。寒いです。 特に足元が冷たいです。 そんな夜は~~これだ! 湯たんぽ! 中の人べつに冷え性じゃないんですけど、やっぱ足元はぬくぬくのほうが気持ちいいので、いつもこれを足元に置いてます。お湯1.5L入るやつ。熱湯入れとけば4-5時間はもつ。 ホッカイロほど長持ちはしないんですが、何といっても、初期投資の…

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行きたい場所は、行けるうちに行っておこう! アイスランド・ブルーラグーンが断続的に閉鎖されてる件について

2023年11月に始まったアイスランド南西部の噴火は、実はまだ終わっていない。ニュースに流れていないものの、11月末に入って再び噴火、グリンダヴィークの街とブルーラグーンの辺りが再び封鎖されている。 外務省サイト情報 https://www.is.emb-japan.go.jp/itpr_ja/volcano.html …

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パレスチナの人道危機でエジプトに難民流入、だが実はその前から難民いっぱいいるんだよなぁ…という話

イスラエルによる虐殺行為により、多くのパレスチナ人がガザ地区から隣のエジプトに逃げ出している。その数は公式にはカウントされていないらしく、人数を調べても確かなソースが出てこない。だいたい10万人、とされているが、実際にはもっと多いともされている。 というかエジプトが難民としての正式な受け入れをしていないため、国境で止められている人もか…

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最近のSNSの治安が「2ちゃん以下」だよねという話題に→板が別れてないんだからそりゃそうじゃない?

年末も近づき、忘年会や送別会の季節ですね。肝臓の準備はよろしいか。 というわけで、飲み会ついでに最近のSNS、とくにX(旧Twitter)の治安が終わっている、という話をしていたのだが、00年代インターネッツを知る通称「インターネット老人会」世代からは、「かつての2ch以下」という評価が多かった。 荒らし投稿する奴があぼーん(削…

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ESA(欧州宇宙機関)、小惑星アポフィス探査ミッション「ラメセス」発動。オタクこういうの大好き

ESA,小惑星とか探査機の名前にエジプトネタ使うんで、オタクニッコリ。こういうの好きなんですよ(にこにこ) アポフィスはエジプト神話に出てくる、太陽を飲み込む破滅の大蛇アポピスから来ている名前で、地球に衝突するかも?! と定期的に騒がれるやつ。ラメセスはもちろん、第19王朝の偉大なファラオの名前。 ESA、小惑星アポフィス探査ミ…

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歴史が専門じゃない人が書く歴史本からしか得られない栄養分がある。「数学の世界史」

仕事用の本を探していたら何故か技術書本コーナーにあった。「世界史」とタイトルがついているけれど、内容は数学の発展の歴史で、半分以上数学ジャンルになっている。古代バビロニアやエジプト、ギリシャ、おなじみのインドに変わり種の中国など、古代世界の数学から、現代の西洋数学に至る数学史を書いた本である。 数学の世界史 (角川書店単行本) -…

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現代の大人数都市における食料供給と需要予測について & おまけで古代の話

むかし、「青ヶ島」という離島に行ったことがある。 八丈島から小型船で3時間ほどかけて向かうか、乗れる人数は少ないがヘリを使うのだが、どちらにしても日帰りは不可能なため、島民以外は、乗る前に「宿の予約はしていますよね」と聞かれる。 これは野宿させないためでもあるが、島にはコンビニのような店がなく、食料品店はあるもののインス…

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外国人旅行者(主に欧米)の言う「本物の日本」という言葉のグロさ、植民地時代の残滓について

最近たまに聞く、「外国人旅行者は都会でしかない東京や観光地化された京都を嫌い、本物の日本を探しに地方へ行きたがる」という言説。 これ、単に「もっとオリエンタリズムの強い知られざる名所が見たい」って意味だけじゃないです。  「過去」のまま止まった未開地が見たい、ってこと。 もちろん純粋に日本のことが好きで、有名どころはもう回…

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ケニアに実在した伝説の「人食いライオン」、人食いの裏事情が調査される

19世紀末、まだイギリス領だった当時のケニアで、何十人もの人間を食い殺した伝説の凶悪ライオンが二頭いた。 ケニア~ウガンダ間でイギリスが敷設していたウガンダ鉄道の作業員たちが次々と襲われ、駆除されるまでに人も家畜も大被害を被ったというもの。いわば、アフリカ版「三毛別羆事件」である。 ※概要はWikipediaとかで出てくるので適…

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2000年代初頭の就職事情覚書き。氷河期世代が新卒の頃に見ていた就活とは

氷河期世代、という言葉がある。新卒の頃に就職先がなく、新卒・第二新卒では就職出来ないまま歳を重ねてしまい、今更就職できなくなった人たちの多い世代のことだという。 年代的には1993年から2005年くらいに新卒の就職活動を行った人たち。この世代が厳しかったのは、2009年からリーマンショックによる不景気が再び襲ってきたことで、タイミング…

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