"その他"の記事一覧

キバタンの学習行動に見る、動物の群れ内での文化伝播について

これは面白いな! と思ったのでちょっとメモしておきたい。 オーストラリアの住む野生の大型オウム、キバタンの間で「ゴミ箱のフタの開け方」という知識が急速に伝播しているという話だ。 オウムが「ゴミ箱のフタを開ける」という行為を急速に学んでいるという報告 https://gigazine.net/news/20210726-cock…
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人体に秘められた恐るべき謎の最新情報「新しい免疫入門」

最近なんか本屋で病気の歴史とか免疫とかの本積んであるのは、コロナウィルスのワクチン摂取が進んでいるからかな、とも思う。 この本は、21世紀になってから増えた研究結果も含め「新しい」免疫入門書、という触れ込みだったので手にとって見た。というか捲った瞬間に古代のアテナイではやった疫病の話から始まってたので、読まざるを得なかったw 新…
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時には昔の話をしようか… 光ケーブルとクマゼミ被害の話

夏ですね。セミも鳴き始める季節です。 というわけで、クマゼミとインターネットの話をしたいと思います。 クマゼミは光ケーブルを木の枝と間違えて産卵することがあります。かつてはそのせいで屋外引き込み線がボッキボキに折られ、夏になるたびに何百というご家庭で突然インターネットが繋がらなくなり、ISPや回線業者が悲鳴を上げる時代がありまし…
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水はなぜ4℃で一番重くなるのか。水という物質の謎をちょっと調べてみた。

「水は4℃の時が一番重たく、いったん4℃になった水は湖の底に沈むので、冬でも魚が生きていける環境が残される。」 豆知識としては一行で終わる話なのだが、ん? 何で4℃? ていうか水って凍ると浮くからそのあと軽くなってない? どうなってんの?? という話である。改めて考えてみると謎しかない。一体何が起きているのか。ちょっと調べてみた。 …
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地球は過酷な場所だった。「人類と気候の10万年史」

地球の気候は、ここ最近が安定していただけで過去にはめちゃくちゃ変動しまくっていたことがある。 中世の小氷河期や縄文時代の海進はじつはまだ穏やかなほうで、過去には氷期なのにとつぜん現代なみの温度まで上昇し、さらに翌年に元通り下がる、といった無茶な変動さえしていた。 そんな激動の時代を生き抜いてきたのが今の生物たちである――。 と…
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ニワトリはなぜ毎日たまごを生むのか→そもそも毎日産んでない

人類はなぜニワトリを飼育し始めたのか、という話をしていた時に、卵を食べるためだと思っている人がけっこういたなとふと思い出した。 しかし卵いっぱい生むようになったのは近代の話、かつ、日本では、養鶏がシステマチックにできていて、効率的に卵を産ませられるようになっているから、溢れんばかりの卵を安く買えるというだけの話である。 ニワトリの原…
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「俺が死んだらPCのハードディスクを処分してくれ」←この言い方はもはや古い! これからは

またパソコンを壊した中の人です、こんばんは うん、またなんだすまない。ほぼ3-4年ごとに1台ずつ壊すよね。たぶんなんか電磁波とか出てる。昔はよくフロッピーの中身飛ばしてたし。 というのはさておき、今回壊したのはマザボなので生きてるHDDからデータをサルベージすべく外していきます。 そんで、この作業やってる最中に気が…
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オーストラリアの闇、カンガルー肉の利用方法。まさかの…これ

こんなご時世でも、仕事で外国にいく人はいる。 オーストラリアに行った人から、「猫の餌がカンガルー柄だった」という謎の電信を受け取り、なんじゃそらとググってみたら。確かにパッケージがカンガルーの餌がある。これじゃカンガルー用の餌にしか見えんぞ…と思いつつよくよく見たら、なんとこれ、原料がカンガルーの、ペット用の餌なのだった。 …
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17年ゼミと13年ゼミの発生周期から知る地球と昆虫の長い歴史

17年ゼミの大量発生のニュース見て、そういやあいつら何で周期で発生するんだっけ? と思ったのがキッカケで、本とか読んでみたら面白かった。はるか何千万年という地球の気候変動の歴史が、昆虫の分布と生態系の進化に関わっていた。 17年と13年だけ大発生?素数ゼミの秘密に迫る! (サイエンス・アイ新書) - 吉村 仁 本買うまでは面…
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世界が平和でありますように。水利権交渉の決裂したエジプトさん、「ナイルの守護神」を結成する

作戦名は「Homat Al-Nile (Guardians of the Nile)」=ナイルの守護者。 隣国スーダンとの合同でナイル川流域の警備を強化するらしいのですよ。 全然隠す気ないけどこれ、ナイル最上流に建設されたエチオピアさんのルネッサンス・ダムの牽制のためですかね。 https://arab.news/g587y …
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ダチョウのパワーで世界を救え(?)。ダチョウファームと卵のちから

なぜか健康食品コーナーに置いてあったので読んでみた「ダチョウ力(ぢから)」。にんにく卵黄とかと間違われて配置された気がしなくもない。 日本で「世界初」、ダチョウの卵から作る抗体というものが実用化されて数年前に話題になっていたのだが、そこに至るまでのダチョウ飼育の苦労や裏話の本である。 ダチョウ力 愛する鳥を「救世主」に変えた博士…
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かつて島は繋がっていたかもしれない。アンティル諸島、古代の様相について

「失われた大陸」とか「幻の巨大島」とか言うとなんかカッケエんですけど、地球の時間軸で言うとけっこう最近でも海水面なや地殻の変動で大陸や島が現れたり消えたりしてますよね…っていうお話。 Giant, Now Sunken Islands Could Explain Ancient Migration in The Americas …
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皆、それが知りたかった。「ハトはなぜ首を振って歩くのか」

こ、こんな本のタイトルずるい…ホイホイされてしまう…! というわけでホイホイされて読んでみた。「ハトはなぜ首を振って歩くのか」。タイトルどおりそのまんまな内容で、鳥の身体の仕組みや習性、種による首の振り方や理由など盛りだくさんな奥の深い世界をじっくり楽しめる本である。 岩波科学ライブラリー ハトはなぜ首を振って歩くのか - …
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ヒトと口腔内の細菌の共生から見る進化の歴史。

これはちょっと面白そうだな、と思った研究。古代のヒトの歯の化石に残る痕跡から、当時、口の中にどんな細菌がいたかを調べ、その細菌がいつから人間と共生関係にあったかを調べようというもの。 前提知識として、全ての人間は数多くの細菌と共生関係にある。 有名どころではアシドフィルス菌やビフィズス菌など。人体によい働きをする良玉菌と、よくない…
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