"人文学"の記事一覧

イスラエル軍の攻撃でガザ地区の文化財は壊滅状態に。文化財保護の概念とかは無いらしい

ISでももうちょっとマシだったよ?? 少なくとも金目のものは壊さず略奪するくらいの知恵はあったのに、どうして君たちは地域全部ローラーしちゃうの…。 イスラエル軍の攻撃があまりにも無差別すぎるので、これ人だけじゃなく文化財も巻き込まれているよね。と思ってダメージ覚悟で調べてみたら、思ってたより100倍ひどい状況で絶望顔になってしまっ…

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ヤクの家畜化は少なくとも2,500年前には始まっていた。チベット高原の調査から

ヤクとは、みんなおなじみチベットにいる毛むくじゃらの牛みたいなやつである。厳密には牛ではなく交配できる近縁種。 寒さに強く、酸素が薄くても活動できるという、チベットでは無くてはならない家畜なのだが、いつから家畜化されたのかはっきりしていなかったらしい。というかチベットは現在、中国が支配しているので、中国さんが発掘しないと結果が発表され…

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「今まで知られていなかった文明をハンガリーで発見!」→なぜか元論文と全然違う内容だった

以下のような記事を見かけて、「?? 最近の発見のヘッドラインだけは見てるけど、そんなん無かったよなぁ…。」って思いながら元論文を探したら、元の論文とは全く違う内容にされていて鼻水出るかと思った。いや、てかこれ、誤訳とかそういうレベルじゃなく、元の論文を一切読まずにサマリー記事を加工したとかじゃないのか。 「今まで知られていなかった…

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舟葬はヴァイキング時代以前に始まっていた? ノルウェーの古墳調査から

ノルウェー中部のナムダーレン Namdalenにある大型古墳「The Herlaugshaugen burial mound」を再調査したところ、舟パーツと思われるリベットが出てきたので「もうこの時代には舟葬始まってたのでは?!」という説が出てきたらしい。なおこの古墳は700年頃、メロヴィング朝時代(約550年〜800年)に作られたもの…

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人々は何のために都市に集ったか「アンコール王朝の水利都市」

アンコール・ワットで有名なアンコール遺跡は、9-13世紀ごろに栄えていたクメール人の文化である。 この文化には文字があったが、書かれた紙が貝葉というヤシ皮で、ほとんど腐ってしまって残っていないらしい。大航海時代以降、フランス領となっていたためフランス人が研究して歴史書や遺跡の研究論文が書かれている。この本は、そのフランス人の研究内容を…

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銃が効率的に人を殺せるようになるまでの試行錯誤の歴史「火器の誕生とヨーロッパの戦争」

映画「ナポレオン」を見たあとに、ふと本屋で見つけた本がこれである。 映画自体はシュールギャグ過ぎて歴史ものとしてはかなり微妙だったのだが、戦闘シーンの火器の使い方/描写は面白いところもあったのだ。ナポレオンが行きていた18世紀の戦争における火器の扱われ方は、かなり終盤のほう。その前段には、長い試行錯誤の歴史が存在した。 火器の誕…

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キプロス島の埴輪たち:ヌラーゲ文化のテラコッタシリーズの親近感

キプロス島に兵馬俑のようなものがある、という話を聞いてちょっと調べてみた。これがそう。大きさが揃っていないのと、兵士じゃない人物像が多いので、むしろ日本の埴輪っぽい雰囲気である。てかトーハクの埴輪展示室ってこんな雰囲気だったよな。めっちゃ親近感わく。なんなら日本の埴輪と混ぜられても、パッと見気が付かないかも。 キャプ元 …

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エジプト・サッカラのイムホテプ博物館がリニューアルオープン。メルエンラー王のミイラが再展示されるらしいが…

イムホテプ博物館のリニューアルオープンのニュースで、「最古の王族ミイラ、メルエンラー1世のミイラが展示されるよ!」と大大的に宣伝されていて、ちょっとお茶吹いてしまった。うん…あの… ミイラ…はまぁ、一応現存はしますね。 しますけど、パーツしか残ってないんですよね。 出てくる写真だいたいこんな感じ↓でお顔に布かぶっていると思うんで…

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ドイツ語最古の「ランスロットもの」、「湖の騎士ランツェレト」は主人公のキャラが不明になっていた

前提として、アーサー伝説には唯一の原点というものはなく、少しずつ時期のずれた複数の著者による複数の物語の集合体である。 かつてブリテン島に「いたとされる」人物の虚像にものが語りを付け加え、各種の伝説の集合体として成立させたものがアーサー王伝説の根幹となっている。流れを時代順に追うと、  ブリテン島(まだ現在のイギリスという政体に…

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「文化の起源」の公式設定、起源はいかに作られるのか

一昔前のインターネット上のスラング的なものに、ウリジナルというものがあった。韓国が起源だと無理のある主張をする行為に対する嘲笑的なスラングで、あまりいいものではないのだが、さすがにソメイヨシノなど明らかに日本のものを韓国起源だと主張するのは笑われても仕方ない部分があったと思う。 ただ、そうした無理くりな「起源主張」は実は韓国だけの…

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スコットランド、ジャガイモ畑から出土した古代エジプト遺物のミステリー

小学生が呪われた遺物を偶然発見する、というのは物語の導入部としてはありきたりすぎるのだが、それに似たことが実際にスコットランドで起きていた。しかも「ジャガイモだと思って掘り出したら像の頭部だった」はいささか出来過ぎである。でも、これは実際に起きたとされる事件なのだ。 That’s not a potato: mystery of …

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大英図書館(英国図書館)、ランサムウェアによるサイバー攻撃によりサービス停止中。DB復旧に時間がかかるらしい

大英図書館がアタックを受けてサービス停止して研究者が困っているらしい、と聞いたのでちょっと確認しにいったら思ってたより大規模にやられていた。 発生したのは11月初頭らしいのだが、まだ復旧していないとのこと。また一部のデータ(おそらく人事情報、とのこと)がぶっこ抜かれてしまい、Web上で犯人グループに販売されているのも確認されているよう…

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名大文学部創立75周年記念講演会・シンポに紛れてきた。エチオピアの人文的に不遇な立場とか

さいきん休日はお仕事関連のウェビナーとかが入れられてたりしたところ、今回は空いてたので久しぶりに人文系のシンポで一般参加枠にこっそり紛れ込んできた。エジプト関連の発表があるので。てかまあエジプトのお二人は発表物だいたい把握しているので、エチオピアの方を楽しみに…w 今回は人文学におけるデジタルアーカイブスがテーマで、比較的…

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古代エジプトのオーパーツ! サッカラの飢餓像! →そもそもエジプトのじゃない

記事タイトルで即落ち2コマみたいになってるのだが、まあそういうことです。 史実としてのイムホテプについての記事を書いたあと、イムホテプの時代に飢饉が起きた証拠として「サッカラの飢餓像(The Starving of the Saqqara)」を挙げている人を見つけて何じゃこりゃと思いながら辿っていたら、どうやらこの像につけられた”…

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