"娯楽"の記事一覧

現代エジプトの県章、古代エジプトネタに特化しているところはどのくらいあるのか調べてみた

現代エジプトで遺跡巡りをしようとすると、当然ながら「古代のxxという地名は現代のどこなのか」という同定が必要になってくる。 町や村が近くにある場合は「xxの町の近く」とか「現代で言うとxxという場所になる」と記載してくれているのだが、アバウトに「xx県」としか書かれていない場所がある。 それで県の配置と見比べていたのだが、ふと気がつ…

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考古学ファンのトラウマ製造機「インディ・ジョーンズ」、最後の冒険を見に行ってきた

インディ・ジョーンズのシリーズは、一世を風靡した考古学者アクションアドベンチャーものの映画である。 それまでの考古学者のイメージを変えたともされ、エジプトの有名考古学者ザヒ・ハワス博士が被っている帽子も、インディに似せてウケを狙っているとされる。 映画公式サイト https://www.disney.co.jp/movie/i…

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登山中の事故に見せかけて殺人はできるのか。登山部が教える「確実な殺し方」

いきなり物騒な話だが、まじめに聞いてほしい。 登山中の事故に見せかけて殺人、というのは現実的にはほぼ無理である。 最近読んだマンガで、「最近登山にハマったんだー」と言ってる女性の登る山を聞き出して、その山で殺人に及ぶ、というシチュエーションがあったのだが、いやいや無理っしょ。と思い切り突っ込んでしまった。 ・山道の…

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実在した王国ダホメ(=現ベナン)を舞台にした歴史映画がアメリカ公開。これは面白そう…!

DVDかアマプラで日本にもこねーかな。歴史映画はちょいちょい予告編とかチェックしてるんだけど、久々に「これは面白そうかも」というのを見つけた。 THE WOMAN KING https://www.youtube.com/watch?v=3RDaPV_rJ1Y&t=152s この9月からアメリカ公開、予告編見る限りなかなか…

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古代エジプト英才教育「えじぷと神のうた」(英語)

ウロウロしてた時に見つけてしまったこれ。 エジプト神の名前と役割、外見などを歌っている…歌で覚える古代エジプト神… 誰得なんだこれww https://www.bbc.co.uk/programmes/p099ps5s こういうのあるのがイギリスさんだよなぁ…さすがファン層広いだけはあるよなと思った次第。 ガチなエジ…

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(ネタバレあり)映画「ジュラシック・ワールド」を見て来た―というわけで、”イナゴ映画”として批評するよ!

「ジュラシック・ワールド」シリーズ最新作かつシリーズのフィナーレという「新たなる支配者」を見てきた。 この映画は、かつて大ヒットとしたジュラシック・パークシリーズの系譜に繋がるもので、現代に蘇らせた恐竜がテーマパークからうっかり逃げ出しちゃって野生化、今では世界中に存在する…という設定で展開されている。 公式サイト https…

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古代インターネット文明:伝承の終焉

職場に新しくやってきた新人ちゃんと話していて気が付いたのだが、今の20代は、昔でいう「2ch用語」のようなネットスラングを知らないらしい。 具体的に言うと、「ぬるぽ」しても「ガッ」してくれないし、「今北産業」って言っても説明してくれない。「>>1よ」「キボンヌ」あたりは何を意味する言葉なのか全く想像もつかないと言ってい…

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創作物によく見る「お嬢様=電車に乗ったこと無い」のテンプレとその実際、日米の違い等

巷に溢れるマンガや小説、アニメなどで、「お嬢様」というステータスを持つキャラクターは人気である。 キャラづけしやすいからなのか、特にラブコメではしょっちゅう見かける。 世の中そんなにお嬢様っているものなのか? という話だが、まぁ、いる。中の人も小学生のときお嬢様の友達がいた。毎日送り迎えしてもらい、一緒に遊びに行くときはあらかじ…

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室町の京で琵琶ロックを。映画「犬王」はボヘミアン・ラプソディのオマージュ作品だった

平家物語のスピンオフものみたいなノリで宣伝されていた「犬王」。 平家物語 犬王の巻 (河出文庫) - 古川日出男 映画公式 https://inuoh-anime.com/ 舞台は室町時代。平家が滅びてから約200年が経過し、平家物語は琵琶法師たちによって語り継がれている。また、猿楽のネタとしても使われている…

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事故死すれば楽園にいける。現代における「異世界」=古代で言う「死後の世界」に近い概念なのでは?

異世界転生もの、もしくは異世界に召喚されるというところから始まるファンタジー作品は、古今東西問わずよくあるものである。 過去の世界にタイムスリップ転生するものや、近い時代の別人の体に転生(?)するものなどもあるが、ここでは、現実世界とは全く別の「異世界」へ移動する、という作品に限って話をしたい。 端的に言うと、そうした作品で想定…

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日本全国にある犬の像にまつわるエピソードと、地元にあるあの像の意外な真実。

図書館でゴソゴソしてたら犬の像の来歴集めた本があったので、おっ読んでみるかーと読んでみた。 日本各地にある、「忠犬」または「著名な犬」の像の紹介をしている本である。著名な犬、としたのは、たとえば、南総里見八犬伝に出てくる八房のような、忠犬というにはちょっと違う、しかも実在しない犬も入っているから。ハチ公の像は有名だが、他にも、古いもの…

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プレイするのに「教養」を要求されるハードルの高さ…放置していたアサシンクリード・ヴァルハラをクリアしてみた。

バグがあまりにも多く、メインストーリー中盤で進行不能&セーブデータクラッシュの悲劇に遭いそのまま放置していた「アサシンクリード」シリーズの最新作、「ヴァルハラ」。北欧神話+イングランド七王国時代、というモチーフで、主人公はノルウェーから移住していくヴァイキングである。 さすがに2年経ち、致命的なバグは潰され終わってるようなので久し…

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懐かしのノリのトンデモ本「古代世界の超技術」

レーベルはブルーバックスというまともなところだが、工学博士(物理専門)が旅行でハマった古代文明について全く知識がないまま憶測であれこれ断定していくという、とんでもなく香ばしいスタンスの本である。このノリは90年代後半あたりに流行った「トンデモ本」だと思う。 ぶっちゃけ人文学としての知見は一ミリも得られないし、まともに読むと疲れると…
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Age of Empireに見る「なんかおかしいニッポン」、なぜおかしくなるのかを考えてみた

ウィンターセールとか色々あったので気がついたら積みゲームが増えてましてですねテヘペロ! そんなわけで今更、Age of EmpireⅢとかやってたわけです。Ⅲは戦争論のあの人が「戦争は経済活動の一つに過ぎません! さぁ今直ぐ敵をぶちのめしましょう」とか物騒なことを言いつつチュートリアルしてくれます。イエッサー! 縮訳版…
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