"旅行・アウトドア"の記事一覧

エジプト・大エジプト博物館は来年3月以降の開館らしいよ! というわけで、最近開館した博物館一覧を作っておこうか…

日本の円借款で作った大エジプト博物館、大統領選が終わってから開館やろなあとは思っていたけど、エジプト公式から「3月で予定してる」と出てきたのでちょっと笑っちゃった。3月かい! 前倒しはないだろうし、少なくともそれまで動かないってことですね。はい。 というわけで開館予定が決まったらいこっかなーと思っている中の人、ついでに行きたい新し…

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秋山シーズンだよ! 山は楽しい。気を抜くと死ぬけどね!

クッッソ暑かった夏もようやく終わり、例年通りの秋山シーズン! いぇー 晴れた週末は、どこに登ろうかワクテカするね。もう日が短くなってて朝家を出る時は暗いしやたら寒いんだけどね。帰りの温泉がいいんだよね。夏はもう温泉どころじゃなかったからさ。 さて今年の山ですが、史上最悪ペースで登山事故の件数が伸びてるとの…

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登山靴vs.トレランシューズ 登山にトレランシューズはNGなのか?→結論「耐久性が低いのが問題」

登山にトレランシューズを使っていのかどうか、登山系SNSではしょっちゅう議論になる話題である。古株の登山者は、そんなの絶対NG! 足首をがっちり固定できる靴じゃないと危ない! って言う人が多いんだけど、若手とかだと、えートレランシューズのほうが軽くていいじゃーん、って感じ。 で、検証した人の記事では「別にトレランシューズでもいける…

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「大エジプト博物館」開館を見越してもうツアーが組まれている…これ開館しなかったらどうなるんだ

開館するする詐欺のまま、はや何年も過ぎているエジプトの大エジプト博物館。 日本の円借款(おかわりもした)で建てられ、遺物の修復技術や遺物管理のデータベースの構築など多方面での支援もされている。手狭になったカイロ考古学博物館から遺物を移し、エジプト最大の、つまりは世界最大のエジプトコレクション集積所となる予定で、観光の目玉と言うべき…

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【台風と】忘れもしません。あれはxx年前の夏…【山】

お盆の三連休は遠出して山登るぞー! と思ってたら台風がくるので、しょんもりしている中の人ですよ。 うんまあ仕方がないので、土曜日のAMまでに下山するコースに変更ですかね。こういうの思い切り大事ですからね。 そんでぶっちゃけ、「まぁなんとかなるやろ」でさんざん失敗してますからね。 というわけで大事なことですが、「見晴らしのい…

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エジプト西方、ギルフ・ケビールに行くには10日以上かかる。という覚書き

エジプトの西の果て、ギルフ・ケビールには、かつてサハラが温暖湿潤だった頃の岩絵が残っている。 そこまで行かなくても、手前の「ワディ・エル・ヒタン」、クジラの祖先の骨が残るクジラ谷や白沙漠には、一度は行きたいなぁと思っている。 で、ふと、「あそこどうやって行くんだ??」と思ったのでちょっと調べてみたら、なんと、かつてはツアーがあっ…

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水難事故の多くなる季節なので。この猛暑でも渓谷の水は「冷たすぎる」! 川で泳ぐのはオススメしないぞ

えー、この猛暑の中を元気に登山してる中の人です。 まぁ暑いんですけどね。晴れてたらこう…なんか…山に呼ばれてる気が… さてこの暑い季節、川べりのキャンプ場は大盛況、バーベキューWithビールなどでナイル<川>を讃える儀式に興じるご家族連れなども多くなって参りました。登山者はその横を山道に急ぐわけですが。 見てると、…

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エジプトの遺跡観光、キャッシュレス決済オンリーに変更。クレカ無しには行けない国に

やや話題に乗り遅れた感はあるが、エジプト政府の方針により、今年の五月からエジプトの遺跡観光がキャッシュレス決済オンリーに変更されるとのこと。 エジプトといえば財布を持たない文化の国のひとつで、くたくたになったボロ布のようなお札が入通しているのが持ち味だったのだが、それも減りつつあるということか。ちなみにアフリカ諸国、近年では「そもそも…

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ヨルダン周遊(11) 余談:ヨルダンに見る「観光立国のあり方」

最初に書いた通り、ヨルダンは地理的には中東カテゴリに入る国だが石油が出ない。資源の少ない国である。 なので観光収入で外貨獲得をしている。これはエジプトと同じ。 そのヨルダンに見る、「観光客にいかにカネを落としてもらうか」という工夫の部分について考えてみたい。 ■空港に遊ぶ所がある。時間つぶせる。 観光でメシ食…

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ヨルダン周遊(10) 新石器時代の遺跡アル・ベイダと「沙漠に人が棲む理由」

最後におまけとして、ペトラ遺跡に行く途中で立ち寄ったアル・ベイダ(Beidha/Bayda)遺跡について書いておこう。 旅の最初に、首都アンマンでアイン・ガザルの像を見たが、それが作られた時代に近い遺跡なので外せなかったのだ。 概要は英語版Wikipediaにあるが、先土器新石器時代Bの頃から農耕・牧畜で暮らしていた人々の集落が…

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ヨルダン周遊(9) 砂漠の岩絵を確かめにいく

ワディ・ラムには岩絵や碑文の残るスポットが何箇所かあるのだが、その中でも自分が絶対みたいと思っていたのはハザリ渓谷の岩絵だった。 ここの岩絵が最も古い時代のもので、有名だからだ。 まず、なぜここにだけ古い時代のものが残っているのか。という疑問があった。 ていうかこの場所は特別な場所なのか。 実際に行ってみると、そんなもや…

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ヨルダン周遊(8) 過酷な沙漠の意外なる生態系と大自然の洗礼

というわけでポトラ周辺の探索も終わり、いよいよ南部の沙漠へ突入する。 一般的にはワディ・ラム保護区という名前で知られている地域である。  想像の3倍赤い。 ハイウェイ沿いにはオアシスの町もあるのだが、保護区になってる部分はこれ。 エジプトではナイル川からそれほど離れたことがなく、チリ南部の沙漠は沙漠というより荒野…

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ヨルダン周遊(7) トレッキングルートとしてのペトラ周辺

遺跡本体の話は探せばわりと出てくるのだが、トレッキング(というか登山)としてペトラ周辺のルートを紹介した資料が日本語だとあまり出てこない。なので、私同様に「歩きたい!」という人向けに、各トレッキングルートの現地情報を書いておく。 大事なポイントなのでもう一度言うが、メインルート以外はすべて山道。 そしてどのトレイルも普通に歩くと…

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ヨルダン周遊(6) 偉大なる水の流れと岩の文様

さて、前回はいきなりペトラ裏口から入ってしまったが、正面のビジターセンター側から入ると、最初に出てくるのは「シーク」と呼ばれる有名な岩のはざまになる。 この狭間の奥に現れるのが、バラ色に輝く「エル・ハズネ」と呼ばれるランドマーク的な遺跡だ。 この狭間なのだが、実は、水の流れが岩の隙間を広げて作った地形なんである。 現在…

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ヨルダン周遊(5) 裏ペトラ・トレッキングルートと人の集まる理由

というわけで世界遺産のペトラへやって来た。かつてのナバタイ人(ナバテア人)の都である。 入場料がバカ高いことで有名な遺跡であり、基本的にやってくるのはOKANEMOCHIばかり。…なので敬遠していたのだが、年々値上がりしていくので今行っとかないともう無理では?? 的な感じもあり、今回、気合を入れて日程に組み込んだ。 ここは岸壁を…

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