"旅行・アウトドア"の記事一覧

今年も紅葉はイマイチ…着色に関係しているのはもしかしたら「葉っぱの年齢」では? という話

去年までの紅葉履歴 というわけで、今年も同じ山に同じ時期に紅葉観測に登ります。まあ観測しようとか思わなくても、この季節に晴れてたら体が疼くので勝手に山に登っちゃいます。習性なので。 えー結果… まあ…うん。 ブナもゴヨウツツジもイマイチな感じ…っスかね…。去年よりは発色はマシなんだけどね。 朝晩の冷え込み的には足りてる感じだ…

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【羊蹄山危険】北海道舞台のゲーム「ゴースト・オブ・ヨウテイ」発売、だが聖地巡礼は一般人にはオススメしない…【一般人…

時代劇アクション「Ghost of Yōtei(ゴースト・オブ・ヨウテイ)」が発売されましたね! みんなで復讐者になろう(キャッキャ) https://game.watch.impress.co.jp/docs/review/rev1/2049552.html というゲームの話はまあ置いといて(というか中の人がまだ全然手…

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屋久島へ行こう。② 高塚小屋~白谷雲水峡まで

<前回までのあらすじ> 縄文杉いっぺん見てみたいけど、せっかくだから縦走で周りの山から踏破していこうぜ! 縄文杉から最寄りの山小屋に到着したので一泊したぞ。 ***** 宿泊した高塚小屋はハイシーズンには満員になることも珍しくないとされる小屋だが、今年はどうも観光客が少ないとかで空きが多かったらしい。 …

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屋久島へ行こう。① 淀川登山口~高塚小屋まで

屋久島に行こうと思った流れ ・今年はクソ忙しい…特に夏は休みが取れない…海外行けない…三連休で国内の行けるところ行くしか… ・そういや屋久島って一回も言ったことないな、行ってみるか ・ガイドつきツアーあるけど高いしかったるいな、自力で登るか ・ついでだし宮之浦岳も登っとくか  ↓↓↓ 登山コース設定し出発☆彡 …

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山でトレランの人が嫌われる理由「コース選択がヘタ」「下りの安定度がゼロ」

登山者の間には昔から、トレラン(トレイルランニング)叩きとでも言うべき風潮がある。曰く、トレランの人はマナーが悪い、道を譲らず体をぶつけてくるように走る、石を蹴り落としても何も言わない、ロクな装備も持たず山に突っ込んで遭難しやすい、etc… ただし、それら悪い点は、別にトレランの人に限られた話ではない。 登山者やハイカーであって…

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遭難者が増えてる理由、山小屋で出会う「遭難者予備軍」の人たち

今年の夏山シーズンも超高温で過酷。 一般に高度が100m上がると気温は0.6度下がると言われますが、平地が40度だと標高2,000mでも28度。あんま涼しくなりません。3,000m級の山に挑む場合、標高1,000mからアプローチを開始しても、多少涼しくなるのは最後の最後くらい。 気温が高いと消費する体力が増え、バテやすくもなるの…

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登山と外国人旅行者。山に来る外国人の全てが迷惑ではない、ほとんどはガチ勢。

三連休はガッツリ山に籠もって縦走。いやーずっと天気良かったし楽しかったなぁ! こんなに山に引きこもれたのは久しぶり。 とはいえ中の人は基本ソロ登山、かつマイナールート大好き。今年は例年より残雪が多く、事前の情報収集でルートのコンディション確認はいつも以上に気を使ったわけですが…。 さて今回、とある山系の主脈縦走するのに、…

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この猛暑の夏を乗り切るには。真のクール装備、それは登山ウェアだ! というわけで

今年もまた、暑すぎる夏がやって来た。 昨年は7-9月、あまりの暑さにヘロヘロになりながら山に登っていたわけですが、さすがにちょっと対策しねえとこれは死ぬな…というわけで装備を改めることにした。(※登らないという選択肢はない) 以下、色々試して探し出した暑さ耐性の高い装備である。中の人の性別上、女性ものしか試していないが、…

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山で道に迷ったらどうする?→ 山は事前準備が8割。迷ってからでは遅いです…

たとえば、以下のようなシチュエーションがあったとしよう。 「山で道を見失ってしまった。あと30分ほど歩けば下山口だったはずなのだが、どうも下山道ではない正しくない場所を下ってきてしまったらしく、GPSを見ると正規の登山道から50mほど外れているらしい。紙の登山地図は持ってきていない。あと1時間ほどで日没となり、使える明かりはスマホ…

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今年の新緑の山はお花大当たり、だが晴れない! 山では遭難者も続出。外国人だけじゃないぞ…

去年の今頃のお山→これ 去年はツツジ・シロヤシオなど春の花はほぼ壊滅状態のハズレ年。今年はめっちゃ当たり年。 だが! 天気が! 週末はほぼ全滅!! …ままならぬものです。 まあ、多少の雨なら登るんですけど。 さて、GWからこっち、山では無謀登山による事故が頻発している。 ニュースで…

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おまけ アナトリア考古学博物館(アンカラ)へ行こう

ハットゥシャへの拠点となるのがトルコの首都アンカラ。 あまり見どころのない都市と言われるが、考古学ファンならここは逃せない。アナトリア考古学博物館。 ここは重要な遺物が目白押しで、世界史の教科書に載ってるレベルの遺物がそこらへんにぽこぽこ置かれている。価値や意味が分かるものがあるとめっちゃくちゃ時間取られる。 ただしい…

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街歩き② イスタンブールの美味しいバクラバ屋さんとその他のごはん事情

トルコに来たらばバクラバは食べねばならない。名物の甘いお菓子である。 日本人には甘すぎるし、ヘタなお店にいくとベッタベタに甘いだけで美味しくもなんともないのだが、美味しいお店はめちゃめちゃ美味しい。 というわけで、いろんなサイトでオススメされていたカラキョイ・ギュッルオール(Karaköy Güllüoğlu)へお茶をしにいく。…

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街歩き① トルコのインフレと政情不安について

今回のトルコ旅行では、辺境の遺跡めぐりが主体だった。 だが国際線の発着はイスタンブールが玄関口。ここは絶対に避けて通れない街である。そして、ちょうど訪問の少し前、イスタンブール市長イマモール氏が汚職容疑で逮捕されるという事件が発生した。 トルコは長らくエルドアン大統領による独裁政治が続いており、イマモール氏はその有力な対立候補だ…

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アナトリア中央部総括:ヒッタイト帝国の首都はなぜ「そこ」なのか

アナトリア中央部は水源が少なく、しばしば干ばつの影響を受ける過酷な場所だとされている。 にも関わらず、ヒッタイトは帝国の首都にハットゥシャを選択した。なんでそこが首都じゃなきゃならなかったのか。 …というのは、よく言われる命題。そして、今回の現地凸の裏テーマであった。 参考: 近年のトルコは降水量減、赤い河と干ばつについ…

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アラジャホユックへ行こう

ハットゥシャ/ボアズキョイから車で40分くらいのところにある遺跡、アラジャホユック。 ここは、正しく遺丘(トルコ語でホユック、アラビア語でテル)の形になっている、各時代の地層が積み重なっている場所。ヒッタイト帝国が築かれる以前の有力者の墓もあり、地元勢力の拠点だったと思われる場所だ。 その上にヒッタイト時代の遺跡が築かれており、入口…

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