"旅行・アウトドア"の記事一覧

ハットゥシャ(ヒッタイトの首都)へ行こう③

さて、ここから少し考察的な内容になる。 ヒッタイトで一般的に使われた文字は二種類。メソポタミアで誕生した楔形文字と、アナトリアで独自に誕生した象形文字ルウィ語である。 これは前回のトルコ旅行で、所見では何なのかわからず、当時は日本語資料もなく、帰ってからあれこれ調べてようやく正体が判明したという経緯がある。アナトリアで独自に開発…

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ハットゥシャ(ヒッタイトの首都)へ行こう②

というわけで、ハットゥシャ(遺跡名: ボアズキョイ)本体へ行く。 まず頭に入れといてほしいのは、遺跡全体の構造である。等高線の入った図がこれ。 道は遺跡の間を縫うようにして走っており、一般的な巡回ルートは以下である。最初に、ゲートを辿りながら最高点のスフィンクス門を目指し、そこから途中の遺跡を辿りながら降りてくる。今回の…

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ハットゥシャ(ヒッタイトの首都)へ行こう①

ヒッタイトの首都・ハットゥシャだったボアズキョイ/ボアズカレ遺跡へは、トルコの首都アンカラからアクセスする。アンカラ→ハットゥシャが4時間くらい。ハットゥシャ遺跡と、近くにある聖域ヤズルカヤを急ぎ足で周って日帰りするツアーが一般的である。 が、これだと遺跡本体の滞在時間がかなり短く、せっかく行ったのに勿体ない…。 というわけでア…

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トロイ関連の遺物を見に行こう(イスタンブール考古学博物館)

トロイ遺跡からイスタンブールに引き返したら、イスタンブールの考古学博物館へGO。 この巨大な博物館、長年かけて改装中で現在ほとんどのエリアが改装中のままなのだが、トロイ遺物のある2Fエリアは改装が完了している。前回来た時は雑多な倉庫みたいになってて、窓開けて換気してたのが、なんとちゃんと説明ついてて空調もある近代的な博物館に進化してい…

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ヒサルルクの丘(通称:トロイ遺跡)に行こう③

遺跡本体を見たら、次は近くにあるトロイ博物館へGO。ツアーだとさらっと飛ばされることもある博物館だけど、ここがなかなか見どころがあって、気がついたら2時間半ほど経過していた。その間にホテルからの送迎のドライバーさんが寝ちゃってたw(チップ多めに払いました…) なのでほんの1時間くらいで飛ばすのは勿体ない。 もし時間が無いなら絶対…

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ヒサルルクの丘(通称:トロイ遺跡)に行こう②

というわけで、遺跡の入口から順番に周っていこう。 前の記事に書いた通り、この遺跡は天然の岩盤の上に最古のⅠ層(古代のアナトリア文明)があり、そこからⅨ層(ローマ)まで時代順に層が重なっている。シュリーマンが乱暴に層を引っ剥がしてしまったせいで見えている層はまちまちだが、どの時代も街の形は丸くなっているため、その丸い城壁に沿うようにして…

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[遠征]トルコ遺跡・博物館巡り まとめ

ヒサルルクの丘(通称:トロイ遺跡)に行こう① ヒサルルクの丘(通称:トロイ遺跡)に行こう② ヒサルルクの丘(通称:トロイ遺跡)に行こう③ トロイ関連の遺物を見に行こう(イスタンブール考古学博物館) ハットゥシャ(ヒッタイトの首都)へ行こう① ハットゥシャ(ヒッタイトの首都)へ行こう② ハットゥシャ(ヒッタイトの首都)…

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ヒサルルクの丘(通称:トロイ遺跡)に行こう①

やっぱ一度はいっときたいよなぁ、というわけで、トルコにあるヒサルルクの丘へ行ってきた。 ここは通常、トロイ遺跡と呼ばれている。「通常」と言ったのは、実はここがトロイである証拠は何も見つかっておらず、シュリーマンがそう言って宣伝し、慣習としてトロイと呼ばれているからである。 このへんの事情は、いい本が何冊も出ているので本で読んだほ…

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戻りました。

前回は日数も無く周りきれなかったアナトリアの主要遺跡&博物館を周って来ましたぞ…! 資料まとめはボチボチやります。 ※ちなみに前回の訪問はこちら [遠征]2012年 ~カッパドキア&イスタンブール まとめ https://55096962.seesaa.net/article/201208article_24.html

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久しぶりに浅草いったらめちゃくちゃ観光地化していた。が、諸外国の観光地と違うところがあった。それは…

写真はない。 というか観光客めっちゃいて写真とりまくってるところで自分もスマホを出す勇気が出なかった…w おみやげのあわぜんざいだけ写真あるよ! というわけで、仕事のついでに、たぶん10年ぶりくらいに浅草を通りかかった。黄金のウ●コが記憶よりちょっと色褪せて、輝きが薄れているような気がしたが、季節が季節なので黄砂のせい…

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今年の冬山はふつうに寒い! けど太平洋側は水が無い!

去年の今頃、「あったかすぎる。3月末かよっていうくらい」と言いながら山に登っていたわけですが、今年はどうかということで、だいたい同じルートで山に行ってみた。 去年↓ 今年の山は凍らない。冬山探索に行ってきた https://55096962.seesaa.net/article/502263021.html 今年↓ …

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シェムリアップ(6) 遺跡の保全とカンボジアの歴史

さて、アンコール遺跡の見学について、最後に「他の国の遺跡との比較」をしておきたい。 具体的には、世界遺産として指定されたエリア内のアクセシビリティ等である。 アンコール遺跡群のある広大な地域は、エリア指定で世界遺産となっている。観光客はエリアの入口でチケットの確認をされる。地元民は無料で入れる。この方式は他の国でも広く採用されて…

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シェムリアップ(5) 街歩きに行こう

知らない街に行ったら、とりあえず宿の周辺マップは頭に入れておくのが定石である。 初日はとりあえず街歩きから始めたので、街中の観光案内も兼ねて書いておく。 カンボジアの正月は4月らしく、日本とは年末年始の感覚が違う。12/31のカウントダウンはするけど、1/1は普通にお店や学校やっている。日本で言うと、12/25のクリスマスも普通…

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シェムリアップ(4) 水上生活村へ行こう

シェムリアップの少し南、トンレサップ湖には水上生活者の村があり、観光が出来る。 暑い遺跡巡りにちょっと飽きたところで、涼しいところに行くのもいいなと思い混成ツアーにお邪魔して連れていってもらった。 トンレサップ湖は、アンコール遺跡の横を流れている川が辿り着く先であり、雨季になると面積が倍くらいになる海みたいにどデカい湖である。 …

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シェムリアップ(3) 遺跡はどのように壊れたか:樹木による破壊の観察

さて、アンコール遺跡群は、放棄されたあと、いちど樹林に埋もれてからフランス人によって再発見され、観光地として整備された、というのが前提となる。前の記事に書いたとおり、遺跡の石の再利用などはされていない。 にもかかわらず、全ての遺跡が派手に壊れており、きれいに見えるものは例外なく再建されたものである。 なぜ壊れたのか。 主な要因…

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