"旅行・アウトドア"の記事一覧

タナ湖の教会めぐりに行ってみた

ブルーナイルとタナ湖のクルーズのセットは、バハルダールではわりと定番の観光ルートらしい。 タナ湖といえば、その奥の島にある教会に、十戒の石板を収めたという聖櫃<アーク>がかつて安置されていたとか、幼いキリストを連れたマリアがエジプトからここまでナイル川を遡って来ていたという聖家族の逃避行伝説があったりとかする場所。また…
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溶岩台地の瀑布・青ナイルの源流/ティシサットの滝を見に行ってきた

青ナイルの源流タナ湖、そこから流れ出す唯一の川の先にあるのが、かつて「水が煙のごとく降り注ぐ瀑布」と表現された滝ティシサット。 しかし近年では上流に発電用のダムが出来、水量が減って見る影もなくなっている。観光用パンフレットに出てくる写真は全力放水している時のものなので、現在はほぼ見ることはできない。(たとえ雨季であっても。) ……
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コーヒー豆(アラビカ種)の原産国で、コーヒーセレモニーを体験しに行く

エチオピアといえばコーヒー豆の原産国。コーヒーのふるさととして知られており、観光客向けにも「コーヒーの起源」を売り込もうとしている。 というわけでコーヒーセレモニーを体験しにいってみた。 で、またここでもエチオピアン・ガイドさんの誤情報について書かなくてはならないのだが、勘違いしてはいけないのは以下の点。 ・コーヒ…
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アクスムの他の石柱と遺跡/グディト女王の石碑フィールド

今回の旅はアクスム近辺がわりとメインな感じだったのだが、アクスムには有名な巨大オベリスク以外にも多数の小規模な石碑群が存在する。 その一つが、ドゥングル宮殿の向かい側にある「グディト女王のステラ・フィールド」と呼ばれている場所にある。 グディト女王はアクスム王国を滅ぼした異教徒の女王、として伝説化された人物。 ここの石碑群…
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通称「シバの女王の宮殿跡」ことドゥングル(dungur)宮殿に行ってきた

アクスムには、「シバの女王の宮殿跡」という通称で呼ばれる遺跡がある。 地元民がそう呼んでるだけで、もちろんシバの女王のものではないうえに、そもそも宮殿なのかどうかすら確定していないのだが、なぜかエチオピア公式や日本の観光ガイドでもそう書かれていて面倒くさい。また、地元のガイドさんを雇うとわりと本気で「これはシバの女王のもの…
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[遠征]エチオピア北部まとめ(2019)

遥けきアビシニア~エチオピア北部探検隊 遥けきアビシニア~本場インジェラを食べに行く 「エチオピアのオベリスク」、アクスム石柱群を見に行ってきた アクスム石柱群とエジプト風遺物の関係 通称「シバの女王の宮殿跡」ことドゥングル(dungur)宮殿に行ってきた アクスムの他の石柱と遺跡/グディト女…
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アクスム石柱群とエジプト風遺物の関係

>前回からの続き というわけでアクスム石柱群とエジプトの関係、というか正確に言うと東地中海世界との繋がりについて書いておこうと思う。 まず、アクスム王国は紅海を挟んだ交易によって栄えた王国である。アクスム王国が成立した紀元前後の時代、紅海は東地中海~東アフリカ~メソポタミア~インドへと繋がる、海のハイウェイの一部だった。 …
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「エチオピアのオベリスク」、アクスム石柱群を見に行ってきた

オベリスク、と言うとエジプトのものが一番有名で想起されやすいのだが、そう呼ばれる遺跡はエチオピアにもある。 それがエチオピア北部にある アクスム石柱群 だ。 ででーん。 エジプトのものは表面に文字が沢山刻まれているのだが、こちらのものは表面に模様が描かれている。ただし模様が刻まれているのはこの前面に押し出さ…
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遥けきアビシニア~本場インジェラを食べに行く

というわけで(どういうわけだ) インジェラを食べにエチオピアまで行ってきました。 いやまあそれだけが目的じゃないんだけども。 で、「インジェラ」とは何かというと、エチオピアで主食として扱われている、テフという植物から作られる 酸っぱいクレープのようなもののことである。 貧しく、小麦などの育つ地域が限られている上に、暑く…
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遥けきアビシニア~エチオピア北部探検隊

でなでなちゅー、中の人は帰還しました。 今回は10連休を利用して、前からちょっと気になってたエチオピア北部を攻めてみることに。いやさ本当はペトラ行くつもりだったんだけどさ。10連休、って決まった瞬間「あ! もっと遠く行ける!!!」ってなっていつもの以下略 Q. エチオピアには何がある? A. 見どころは色々ありますが中…
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しばらく いません

連続クエスト「プレステ・ジョアンの国を探して」 前提クエスト:  ナイルの水源(地理R3 視認R1 行軍)  香辛料の国(考古学R3 コプト語)  失われた聖櫃の伝説(宗教R9 開錠R6) ちょっといってきます。
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アマゾン旅~ ギアナ高地へ行こう。

というわけで、ブラジルから国境を越えてベネズエラのカナイマ国立公園に入り、サンタエレナの町のヘリポートからーリでギアナ高地へ飛びます。(今回は雨季の旅行のためトレッキングは不可) 夜明けと同時の出発。1フライトが1h~1.5h、3000ドル近くかかるので4-5人集まらないと厳しい。さらに当日の天候次第で飛べるかどうかが決まるので、…
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アマゾン旅~ アマゾンへ行こう。(後編)

>>前編からの続き というわけで、アマゾン行きの計画を立てていた話。 目的地: ギアナ高地はベネズエラ(ブラジルとの国境近く)。ブラジル側からの入国なら行けそうと判ったものの、現在のベネズエラには旅行者を阻む大きな問題が存在しました。  ・貨幣経済の崩壊、ハイパーインフレ  ・ブラジルとの国境が緊迫してい…
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登山とGPS /遭難したときに谷に降りるのは死亡フラグですよ

紙の地図とGPS、どっちが有効かとかいう話が何故かたまに論争になるのだが、それは置いておく。 最近は登山でGPSに頼る人は結構いるのだが、どうもGPSさえあれば迷っても下山できる、と思い込んでいる人が多いっぽいので それは違う という話をしたい。 *あまりの遭難者の多さに看板を出したけどそれでも遭難者が減らない某所の道。…
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クリヤ谷~笠ヶ岳コース ルートガイド/難易度と情報があまり無かったので作ってみた

笠ヶ岳とは北アルプスの端っこのほうにあるとんがった形の山。標高は3,000mに若干満たない程度だが、斜面がとにかく急でひたすら登り登り登りなので「健脚向きの山」と言われる。逆に言うとこの山にコースタイムどおりに登れる人は、中級~上級クラスの山に行けるだけの体力があると言える。北アのメジャーな山の中では人の少ない、子連れ客などはほぼ居ない…
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