「世界最古」はともかく研究としては面白い。中国で飼育されたかもしれない7,000年前のガチョウの骨

お察しの通り「エジプトで飼育されたより古い」っていう部分に引っかかってガタッて立ち上がった中の人ですよ。 論文検索でエジプトワード引っ掛かるととりあえず見るから…。 世界最古の家禽はガチョウ!? ~約 7000 年前の中国の遺跡からガン類の家禽化の証拠を複数確認~ https://www.um.u-tokyo.ac.jp/w…
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エジプトさん、小麦の輸入先が紛争地。だいじょ…うぶ…?

かつて穀倉地帯と言われたのも今はむかし、現代のエジプトさんは人口増えすぎ水足りなさすぎで小麦は輸入に頼っています。 その輸入元って確かウクライナじゃなかったっけ…と思って探してみたら、なんとウクライナとロシアで輸入の9割でしたね。あーやっちゃった…どっちも今、小麦の収穫時期にどったんばったんしてますね…。 エジプト、ウクライナ危…
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円珠院所蔵の「人魚のミイラ」、科学分析の結果は9月ごろ発表。

見つけたのは英語ニュースサイトだが、日本語ではもっと早くプレスリリース出てたらしい。 不思議ネタ好きの人なら一度は何処かで見たことがあるだろう「人魚」のミイラについて、CTスキャンやX線、剥離物からのDNA分析などが実施される予定だという。岡山の円珠院が所蔵してるものだ。 Bizarre 300-Year-Old Mummifi…
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古代エジプト世界における「異民族」とは何なのか。→渡来系でも数世代して現地に同化すれば「現地人」なのでは?

古代エジプト史の研究では、伝統的に「異国人ファラオ」と呼ばれる人たちがいる。 代表例が第25王朝、ヌビア系の王たちが支配した時代。それと二度に及ぶペルシア支配の時代。 彼らは確かに異国人であり、エジプト国内向けにはエジプト式の王の即位を演出はしていたものの、出身地にホームランドを置いたまま遠隔支配していたので、たしかに「異国人」の王…
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ギザ大地にあった「クフ王の舟博物館」、どうやら取り壊された模様。ピラミッド前の風景が変わった

クフ王のピラミッドの側から見つかった木造船は、その場所に建てられた建物(クフ王の舟博物館と呼ばれていた)に収容されていたが、つい最近、感性間際の大エジプト博物館へと移動させられた。残ってた建物の解体も終わった、というニュースが少し前に流れていた。 Southern corner of the Great Pyramid of Kh…
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エジプトのエメラルド鉱山と砂漠の遊牧民/ローマはいつ鉱山から撤退したか

クレオトパトラがエメラルドを好んだ、という話から、古代エジプトではエメラルドがずっと装飾に使われていたように誤解されているとこも多いが、実はエメラルドが一般的に使われだしたのはプトレマイオス朝からで、新しい伝統に過ぎなかった。 という話を以前調べて書いたことがある。 「クレオパトラのエメラルド鉱山」エジプトのエメラルド鉱山が稼働…
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首桶は意外と重い、という豆知識。だいたいスーパーで買う5キロの米袋

春めいてきたのでどこか出かけたいけど、まだまだコロナちゃんが流行ってて観光地はちょっとな…みたいな感じの中の人は、人のいない山にひたすら登っている。 人の居ない山=人里からは近いけど道が急だったり登山地図にあまり載ってなかったりしてほぼ人に会わない山。 いやうん、道はちゃんとあるんだ。道はあるんだけど、マイナーっていうか。 …
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先史時代・ポルトガル遺体から~ヨーロッパ人は古代からミイラを作っていたか?

古代のミイラといえばエジプトやアンデス、アタカマ砂漠などのものが有名だが、北ヨーロッパでも実はミイラ作っていたのでは? という研究が出ていた。 とはいえ温暖湿潤な気候なのでミイラがミイラとして残ることはなんく、骨になってしまってるいので、遺体をどう加工したかで調べないといけないらしい。 で対象となっているのは1960年代にポルト…
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古代の粉挽きは重労働、というかほぼ腹筋ローラーだったという話

まず腹筋ローラーというものについて説明しておくと、最近(?)流行りの筋トレ用具の一つである。 エアロバイクほど高くもデカくもなく、ちょっとしたスペースで筋トレ出来るため、コロナ禍でリモートワーク化が進み、何か運動したいなと思った人が買ってるケースが多い。 こういうやつ。 中の人も筋トレはわりと好き、というか運動しな…
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ヨルダン東部の砂漠で発見された9000年前の遺跡、デザインが脱力系すぎる

この遺跡のデザインセンス…好きだ…! ってなったのでメモっておく。 ヨルダン東部の砂漠で見つかった、約9,000年前の儀式場っぽいもの。「ぽいもの」と言ってるのは、獲物をとらえる罠の近くに作られはいるけど、墓というわけでもなく、何かの複合施設のようだとしか分からないから。しかしいい顔…とてもいい顔。 'Almost intact…
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3万年前の石彫りフィギュア「ヴィレンドルフのヴィーナス」の材質が分析される

「ヴィレンドルフのヴィーナス」は、オーストリアで見つかった約3万年前の女性型の小さな像。約11センチと小さなものだが、その造形の完成度から有名だ。年代的にかなり古く、当時から人類は器用に手先を使って芸術品を作り出していたことがわかる。 その像だが、どうやら材料が現地のものではない、ということが分かってきたようだ。 Mystery…
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消えない植民地支配の傷と現実「ハイチの栄光と苦難」

ブードゥー教についてちょっと調べてみよう~みたいな感じで図書館の本を適当にゴッソリ借りて読んでたら、期待してたのとは違うけどなかなかおもしろい本があった。 ハイチの栄光と苦難―世界初の黒人共和国の行方 (世界史の鏡 地域) - 浜 忠雄 場所ココ。キューバとプエルトリコの間で、大航海時代にはフランス植民地。 大航海時代プレ…
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古代の北欧人はどのように獲物を狩ってきたか。古代人の作った「シェルター的なもの」発見される

日本の縄文時代と言えば、「落とし穴」で狩りをしていた、という話しが有名である。「世界最古の落とし穴」なんてカッコいい名前をつけられた遺跡もある。 しかし、そもそも落とし穴が有効なのは、イノシシのように猪突猛進してくる、あまりジャンプしない中型の動物。シカ科の生き物だと角ひっかける投げ縄のほうが有効(奈良のシカの角切りなんかは、そうして…
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紀元前4世紀末~5世紀のアレキサンドリア 「叡智の都」の裏側とは

アレキサンドリアといえば、かつてエジプト最後の王朝プトレマイオス朝の首都だった都市。ローマ併合後も発展を続け、紀元前4世紀末~5世紀ごろの古代世界においては、最大の人口を誇ったとも考えられている。 そんな大都市だが、面積は意外に広くない。 というか北が海、南がナイル川とつながる淡水湖で、東西に長く延びた土地に集中せざるを得ない構造だ…
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地球化学×考古学 焼かれた土壌を使って年代測定は可能なのか

「地磁気考古学(Archaeomagnetic )」という聞き慣れない言葉がある。日本語でググってもほとんど資料が出てこないので、とりあえず自分でまとめておくことにした。 ちなみに英語版のWikipediaには項目があったので、面倒な人はそっちを読んでもらったほうがいいかもしれない。 https://en.wikipedia.o…
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