アルジェリア(6) 奇岩の風景と砂漠の風

ここまでは砂漠の中に人間の残した遺跡についての話だったが、今回行った場所は自然造形物も美しい土地だった。 というか、風景・景観での景勝地としても売りだされており、今回参加したツアーも半分が岩絵、もう半分が砂漠の風景を目玉とした構成にななっていたので、その残り半分についても書いておこう。 サハラは意外と緑の多い土地であり、砂の多い…

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アルジェリア(5) 砂漠の線刻画とキャンバスとなる岩について

ペイントされた岩絵の次は線刻画、岩に線で刻まれた岩絵のほうについて。 これは初日に見たティン・タガートの岩絵からして、「劣化しにくい硬い岩」「かつての水源の近く」にあると予想していたのだが、おおむね予想通りだった。 まずジャネットの街から30分ほどの場所にある「泣くウシ」の岩絵。これはサハラが最後に緑だった2,000年くらい前の…

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アルジェリア(4) 砂漠の岩絵のロケーションと絵の具づくりについて

さて肝心の岩絵のロケーションについて。 実は今回見てきたものには、ペイントされたいわゆる「彩色画」と、石を刻んだ「線画」の二種類があり、微妙にロケーションが異なっていたのだが、まずは彩色画のほうから整理していく。 「彩色画」のある場所は、例外無く以下の条件に当てはまる。③は砂漠化した現在も植物が生えているなど地下に水が残って…

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[遠征]アルジェリア まとめ

アルジェリア(1) 砂漠の岩絵を見に行こう アルジェリア(2) そこに台地がある理由:砂漠の地形と人の住む場所 アルジェリア(3) 砂塵の幕屋にて アルジェリア(4) 砂漠の岩絵のロケーションと絵の具づくりについて アルジェリア(5) 砂漠の線刻画とキャンバスとなる岩について アルジェリア(6) 奇岩の風景と砂漠の風 …

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アルジェリア(3) 砂塵の幕屋にて

いよいよ、ジャネットの街を出て南部の砂漠へ向かう。目指すはリビア&ニジェールとの国境にほど近い、タダラート地方である。 国旗に近いため、この砂漠地帯に入るにはあらかじめ許可書を取っておき、入口の検問で見せて通してもらう必要がある。砂漠の道は何本かあるようだが、いずれも軍の警備網が敷かれている。 …アフリカあるあるで、隣国からの亡…

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アルジェリア(2) そこに台地がある理由:砂漠の地形と人の住む場所

半日かけてアライバル・ビザをクリアしたので、岩絵のある南部を目指しエア・アルジェリアで砂漠の入口であるジャネットを目指す。 国境にほど近いこの地域への飛行機は、治安上の理由により夜間しか飛んでいないらしい。(おそらく上空から検問の場所やゆ軍事基地を特定されたくないのだろう…) ジャネット行きだろうが、隣のタマンラセット行きだろうが、…

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アルジェリア(1) 砂漠の岩絵を見に行こう

今回の行き先はサハラ砂漠である。 砂漠って何があるの? …遺跡です。 というか、砂漠の中にある遺跡が見たかったんですね。タッシリ・ナジェール、と言えばピンとくる人も多いかと思う。 行こうと思って最初に調べたのが2015年。それから、かれこれ10年ほど経ちました…。 サハラ、砂漠の画廊 ―タッシリ・ナジェール遺…

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人類の祖先種はアウストラロピテクスの中の「どれ」なのか。進化論懐疑派も入り乱れてカオスになる

年末だったので、騒動を見てはいたものの内容をまとめきれていなかった。改めてメモしておきたい。 人類の祖先種が何なのか、について、専門家・専門外の人入り乱れてなぜか謎の議論沸騰になっている。 以下のサイトでもコメント欄がなんか盛り上がってて、わけわからんことになっているのが見て取れる。 Scientists claim 'Luc…

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戻りました。

え? 砂漠じゃないかって? いやだから砂漠行くって言ったじゃん。ほんとに砂漠に行ったんですよ。砂漠の遺跡巡りの旅ですよ。 というわけで戻ったので色々まとめていきますね~

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【ゆく年】遅い春、大量の残雪の暑い夏、いつもどおり遅い秋、一気にくる冬【くる年】

今年は季節の緩急がちょっとおかしかったっすねー。 桜が咲くのが2週間くらい遅れてて、桜まつりの会期中に満開にならなかったり、4月も遅い時期になってから咲いたり。冬の積雪が多かったんで夏は暑かったけど山は残雪がすごかったし、なかなか雪が溶け切らず、溶けたと思ったらあっというまに秋が通りすぎて一気に冬へ。 季節のスピードに…ついていくの…

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来年は午年なので、過去のウマ記事と古代エジプトのウマについてのおさらいから

来年は午年ですね! でもこのブログ、干支二周くらいしてるのでもう時事ネタは使い果たしちゃってるんですよ、あっはっは! ちなみに前回2014年のウマ年記事はこちらですね。 https://55096962.seesaa.net/article/201401article_1.html というわけで、今回は過去に書いた記事のお…

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大エジプト博物館、雨漏りで盛り上がる。エジプト政府「想定どおりだ、問題ない!」

何かと話題にことかかない大エジプト博物館。今回は「中庭に雨漏りした」という話題でもちきり。 映像はインスタなどに上がっているが…まあ、うん…。なかなか豪快に降ってるなコレ。 https://www.instagram.com/925mea/reel/DSP01MnDAaI/ “No threat to artifacts”: …

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アフリカの歴史を俯瞰する本「アフリカの歴史」

タイトルそのまんまの内容の本である。 この手のタイトルをつけてる本はよくあるが、そこに最初に違和感を覚えなければならない。 たとえば「アジアの歴史」というタイトルだったら、ん? と思わないだろうか。アジアって言われても広いぞ…インドも中国も東南アジアも入るけど…? もしヨーロッパのどこかの国で「アジアの歴史」なんてタイトルの本が…

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行方不明になっていたニウセルラー王の河岸神殿(ピラミッドとセットになるナイル川沿いの神殿)が発掘される。100年以…

古王国時代随一の苦労性ファラオ、ニウセルラー王の河岸神殿が発掘されたというニュースが流れていた。この神殿、 Remains of King Nyuserre’s Valley Temple uncovered in Abusir https://english.ahram.org.eg/NewsContent/9/40/5585…

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